制作・出演 : 森山良子
風風
フィリップス・レコード時代の音源から、“風”にまつわる楽曲を集めたコンピレーション盤。吉田拓郎作曲の名作「歌ってよ夕陽の歌を」や「悲しき天使」の名カヴァーなど懐かしい歌声がぎっしり。話題となった「さとうきび畑」は、初録音の1969年ヴァージョンを収録。
ザ・ジャズ・シンガーザ・ジャズ・シンガー
初の本格的ジャズ作品で2003年録音。マイケル・ブレッカーの参加が華を添える(3)ではスキャットを交えた楽しげな表現が印象的。語りかけるような(5)にはシンガーとしての豊富な経験と個性の発露を感じる。プロデュースを手がけた島健を中心とした演奏も質が高い。
涙そうそう涙そうそう
森山がパーソナリティを務めるTBSラジオ“森山良子ハートオブポップス”で98年に森山とBEGINで初演された「涙そうそう」を、今回は同番組で森山とBEGIN、夏川りみにより公開録音した音源を収録。「さとうきび畑」では矢野顕子(p)と共演。ともにライヴ。
森山良子ベスト・コレクション森山良子ベスト・コレクション
30年余を経て、話題となった「さとうきび畑」のオリジナル・ヴァージョン(69年録音)を収録しているフォーク歌手・森山良子の初期ベスト選曲集だ。その歌声は意外と太く、時代を感じさせる歌謡曲寄りと思えるアレンジと歌唱とを聴かせている。
さとうきび畑さとうきび畑
セルフ・カヴァー・ベストという歌手にとってはうれしくもあり、かつまた力の入る企画。デビュー曲の(1)、ナッシュヴィル録音にチャレンジした(2)(6)、当時は嫌だったろうと推察される(5)など、ある種の懐かしさと“年輪”を重ねた巧さに引き込まれてしまう。
さとうきび畑[特別完全盤]さとうきび畑[特別完全盤]
35年のキャリアを誇るベテラン・シンガー・ソングライター、森山良子のニュー・シングルは、ファンの間で人気の高い「さとうきび畑」のリメイク。平和への願いが込められた、心に染みる名曲。