制作・出演 : 横山幸雄
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前3作でショパンを聴かせた横山が、今回はドビュッシーとラヴェルを収録。その表現はきわめて明確で、テクスチュアのなかの1音1音も粒立って聴こえ、作品を冷静に見つめるまなざしを感じさせる演奏。横山編曲の「牧神の〜」ピアノ・ソロ版は聴きもの。
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調
同時発売されたソナタに比べると情緒が前面に出ているが、微妙なテンポの“揺らし”は昔風でも現代風でもなく個性的だ。持って生まれたセンスを感じさせる点もやはり日本人には珍しい。ただオケの音が重すぎるのはともかく、大友君の指揮は陳腐だ。