制作・出演 : 河原泰則
アリア 河原泰則 ライヴアリア 河原泰則 ライヴ
コントラバスをチェロのように扱う河原泰則の、目も覚めるパッセージには驚嘆のほかない。今回の一押しはヴァイオリンの名手オレグとのコラボによるボッテジーニの協奏曲。高音と低音に離れた旋律線が交錯しながらハーモニーを構築するさまなど興趣が尽きない。
コントラバスの奇跡コントラバスの奇跡
現在ケルン放送交響楽団の首席奏者を務める河原の初のソロ・アルバム。(6)などの技巧にも圧倒されるのだが、それ以上にゆるやかな曲での美しい歌が印象的である。改めてこの楽器が木でできていることを認識させてくれる、しとやかな魅力に溢れた好演盤。
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