制作・出演 : 泉谷しげる
ホット・タイフーン・フロム・イーストホット・タイフーン・フロム・イースト
1976年ハリウッドのライヴハウス《トルバドール》にて収録。叫ぶー歌うーかき鳴らす。少しもたじろがずに美しい言葉を叫んでいる日本人と観客との間に通い合う熱気が確かに伝わってくる。定番の(4)を含み、「怒れる若者」泉谷しげるが浮き彫りだ。
ケース・バイ・ケース 1987〜1991ケース・バイ・ケース 1987〜1991
1987〜1991年までのベスト・セレクション。のっけから「野性のバラッド」「長い友との始まりに」「眠れない夜」と続く文字通りのベスト盤だ。日本語をこよなく大切にし、魂で吠え続ける彼には“残る”曲しかないことに今さら気づく。痛い愛を聴け。
80のバラッド80のバラッド
フォーク界の暴れん坊将軍泉谷の78年の名作。こいつにゃなにを言っても無駄と思いつつなお、「てめえ、このやろ」と応援したくなる奴だ。加藤和彦のフォーク・ロック・アレンジがいい味だ。こんなにハードであたたかいのは日本にはほんとにめずらしい。
90′Sバラッド90′Sバラッド
生まれながらにして真理に至ってしまっている人だけの苦悩によって生み出された歌をこそ聴きたいと願うときがあるから、泉谷を支持しつづけるのである。不変であると感じさせる攻めの楽曲揃いである点ではここ数年で最も印象的なアルバムだと思う。
IZUMIYA-Self coversIZUMIYA-Self covers
ベテラン・パンカー泉谷のこれまでの気になる名曲の数々を新しいアレンジでやった新解釈編。U2みたいなのが多いのは曲のせいばかりではなく、むしろ声のせいなんじゃないだろうか。なごやかさなどないところにこの人のココロイキを感じさせます。