制作・出演 : 矢野顕子
WELCOME BACKWELCOME BACK
ほんとうにスケールが大きいなあ。相手の胸のシワ具合いを無意識のうちに白日の下にさらけ出させてしまうような楽しさと恐しさがアッケラカンと同居している。言葉と肉体の関係について改めて考えさせられた。ピアニスト矢野顕子の魅力もたっぷりと。
Queen Songs featurinQueen Songs featurin
1979年にオーディオ・ファン向けに45回転LPという形で発表された幻のアルバムのCD化。矢野顕子のキーボード、大村憲司のギター、本多俊之のサックスなど、今聴いてもキラッと光るプレイが散りばめられている。曲はクイーンのバラードのカヴァー。
ラヴ・イズ・ヒアラヴ・イズ・ヒア
故郷の海へ続く道を歩きながら聴いた。なんだかむしょうに泣けてくる。退屈で飛び出したこの街が、本当はすごく大切な場所だったと気づいてしまう。大切な人や場所や気持ち…はっきりそれを感じさせてくれる愛あるアルバムです。
ホーム・ミュージック2ホーム・ミュージック2
80年の『ごはんができたよ』から87年の『グラノーラ』までの6枚のアルバムからピックアップした13曲に、シングルとしてのみ発表された(9)をプラスしたベスト。各曲のクオリティーについては文句なし。でも、ベスト盤向きの人ではないということを痛感。
オン・エアオン・エア
80年代にアッコちゃんが手掛けたCM曲集。ボ〜ッとTVを見てる時、彼女の声が流れてくるとふっと和む。優しい声の肌触り。それは幸せを感じる数秒間。もっと長くその気分を味わいたいからこのアルバムの登場です。ライナーノーツにインタビュー付き。
スーパーフォークソングスーパーフォークソング
あがた森魚、佐野元春、大貫妙子、山下達郎などのカヴァーが中心の、後への転機になったと言われる作品。ピアノの弾き語りによるシンプルな演奏だが、自然体の包容力はやはりこの人ならではの世界。制作過程を追った映像も後に発売されたが、これも必見の内容だ。