制作・出演 : 砂原良徳
2000年代エレクトロニカの最重要アルバム最適化 ソロとしての活動はもとより、2015年からはMETAFIVE の活動もスタート。さらにはプロデュースワーク、CM音楽、劇伴制作も手掛けてきたが、 近年ではミックスやマスタリングエンジニアとしても数多くの作品を手掛けている砂原良徳。 その優美なサウンドで高い評価を得ているソロアルバム『LOVEBEAT』(2001年) のリリースから20年。 リリースから今日までの活動のスキルを注いだ、砂原自身によるニュー・ミックス、マスタリングの"オプティマイズドリマスター"(最適化) 版。 サウンドはより美しく、ビートはより厚く、エレクトロニカ特有の空間までをも支配するサウンドデザインが追求され、 さらにはアートワークのリデザインを含め、こだわり抜いたコンセプトに基づき最適化。
映画『ノーボーイズ、ノークライ』のオリジナル・サウンドトラック。中村弘二のソロ・ユニット、iLLが歌う主題歌「Deadly Lovely」も収録。インターヴァルを感じさせない凝縮した完成度をみせた良盤だ。
電気グルーヴ在籍時の95年に発表したファースト・ソロから4作目までのソロ作からのセレクトと、アレンジ、リミックス、プロデュース音源集の2枚組編集盤。全曲リマスターされており、聴きごたえあり。初回のみ紙ボックス入り仕様。
フレンチがかったリミックスに仕上げた小西康陽。アップ・テイストなハウスとして作りあげたケン・イシイ。ハード・エッジなバンド・テイストを加えたDragon Ashのリズム隊たち。アンビエントな味を施したSUGIZOなど。多彩な味を楽しめる必聴盤!★
電気グルーヴの砂原良徳が航空会社パンナムへのオマージュという本気か冗談かわからないコンセプトに基づいて制作したアルバム。空港や飛行機の中のあの乾いた空気感の気持ち良いけだるさを感じさせるあたたかなサウンドは、日曜の昼に聴くとハマりそう。
“まりん”こと電気グルーヴ・砂原のセカンド。テクノでもここまで耳障りのよいアレンジを聴かされると、もはやイージーリスニングの領域かも。テクもミックスもセンスもコラージュもジャケも最高だが、さらにインディーズ風シニカルさを求めるのは無理?
ソロ活動も盛んな電気グルーヴの“まりん”による1stアルバム。もっとマニアックでクラブ受けする通好みの内容かと思いきや(細部に渡って鉄壁の音作りではあるけれど)、意外なほど親しみやすく楽しめるダンス・ミュージックに仕上がっている。