音楽むすび | 制作・出演 : BabyBoo

Baby Booのべスト・アルバム。インディーズ時代の「明日への予感」を含むシングル・コレクション的な仕上がりで、全編で絶妙のハーモニーが冴えわたっている。

Baby Booのべスト・アルバム。インディーズ時代の「明日への予感」を含むシングル・コレクション的な仕上がりで、全編で絶妙のハーモニーが冴えわたっている。

サード・アルバム。どの曲も充実の曲だが、なかでもア・カペラのナンバーはこういったコーラス・グループの醍醐味。賛美歌やサルサにインスパイアされた楽曲があるなど、その歌の世界の幅も広がり、それは彼らの大きな財産になるだろう。

要所に決め技のア・カペラをちりばめ……いや、要所にインストを置いたというべきか。自信に満ちたハーモニーに包んで渡される、ストレートな歌詞を受け止める心地よさ。国内屈指のコーラス・グループならではの、バランスに優れた本格志向のオリジナル・アルバム。★

神戸を拠点に活動を始めてから6年目にして待望のメジャー第1弾アルバム。上品な演奏に乗るハーモニーはあっさり感覚。基本的にはメロディを聴かせることが主で、ハモリはあくまで要所を占めるエッセンスといった印象。それが押し付けがましくなくていい。