制作・出演 : FEELSOBAD
90年代に12ヵ月連続リリースなどで話題となったロック・バンド。オリジナル・アルバムとしては6年ぶりのスタジオ作品となる。正統派ロックから捻りの効いたものまで、一筋縄ではいかないドライブするロックが詰まっている。
90年代に大活躍したロック・バンド、FEEL SO BADが2005年8月に復活。大阪のライヴハウスでのライヴで再始動を開始した。その動きにあわせてリリースされたベスト盤。過去の作品のなかからセレクト。
その昔、美しい感動ソング(?)を歌ってたなんて面影も見せない川島だりあが在籍するFEEL SO BADの12ヵ月連続アルバム・リリース第6弾。ヘヴィなギターとグルーヴィなリズムが心地良い。各々が作詞作曲を手掛けてそれでいて統一感がある。
12ヵ月連続アルバム発表企画第2弾。女性シンガー川島だりあを前面に押し立て、ソリッドなヘヴィ・ロックとソフトなポップスの両方を器用に織り交ぜて活動してきた4人組だが、キャラにも楽曲にもキメが弱く、堅実な職人集団のイメージが強くなりすぎ。
女性ヴォーカルのパワー・ロック・バンドの5作目。バンド・スタイルになった2作目以降、自分たちのオリジナルなサウンドを求める試行錯誤を繰り返していたが、この作品でのシンプルで押しの強いスタイルは、フィットしている。脂っこいロック好きに。
いい意味で女を感じさせるヴォーカリスト、川島だりあと、超ド級ギタリスト倉田冬樹を中心とするFSBの4th。カッコよくて個性的な演奏と、メタル系バンドにありがちなステレオ・タイプなものとは対極にある詞が魅力的。特に(7)や(8)は出色の出来!★
単なるハード・ロック・バンドだと思いきや、音を聴いてびっくり。スピード感あふれる重たいビートが炸裂するゴリゴリのサウンドはまさにオルタナティヴ! それに負けず劣らずなのが川島だりあのヴォーカル。脳内麻痺というタイトルもこけおどしではない。
さすが卓越したミュージシャンが集ったバンドだけあって、アルバムの中から迫りくる音の迫力には、他の追随を許さない強烈なハード&グルーヴィさが炸裂している。メタル+ファンクというミスクチャー的スタイルを取りつつも、良質な歌が聴ける1枚だ。
川島だりあをヴォーカルに擁したハードロック・バンドのミニ・アルバム。タイトル通りのファンキーなハードロック・チューン6曲が収められている。サウンド的には打ち込み中心で、プリンス色が強い。歌詞での実験的な試みも結実するのは今後か。
CDがスタートするや、耳に飛び込んできたのはヘヴィにグルーヴしまくるメタル・サウンド。縦横無尽にズ太い音を噛ましまくるギター。ハイトーンのシャウトも強烈なヴォーカル。ポップなメロディそのままに、音は下手なメタルバンドより遥かにブ厚い。