制作・出演 : GulliverGet
フル・アルバムとしては約1年ぶりとなる2作目。タイトル曲でもある軽快なロック・チューン「スタートの青色」、扶桑社『マリカ』との連動企画にて配信された曲のアルバム・ヴァージョン「mirror」「薔薇は彼女」「Hello,good-bye」、インディーズ時代の名曲をリアレンジした「はちみつの水槽」など、聴きどころ満載の話題盤だ。
紅一点のアヤヲ(vo)を擁する5人組のシングル。ヴォーカル、演奏、アレンジ……すべてにおいてハイ・クオリティ。収録曲のコントラストも自然で、どこか憂いのある歌声を含めてバンドのポテンシャルの高さを感じさせる。特に「コイニオチタ」はコンパクトな3分間ポップスで好感が持てる。
サックス奏者を含む関西の5人組によるミニ・アルバム。ジャケは癒し系っぽくもあるし、ゲストがストリングスを挿入した「桜の木の下で」は清楚な魅力の曲だが、パンチの利いた歌声とパワフルな音で展開。薄手の紙を使った歌詞カードなどの和の質感も音に合っている。
京都出身の5人組ソウル・バンド、Gulliver Getのデビュー作。70'sファンクをベーシックにしながらも、フィリー風のソウル・バラードまで音楽的レンジの広いスタイルが魅力。とりわけ、紅一点、アヤヲのハスキーなヴォーカルはなかなかの掘り出しものだ。★
男性4人+女性ヴォーカルという編成のバンドのメジャー第3弾シングル。このバンド、すごい! 緻密なアレンジに高い演奏力、そしてほんの少しかすれた感じが魅力的なヴォーカル。どれをとってもハイ・クオリティで、彼らの世界に引き込まれる。★
関西を地盤に活動する5人組のメジャー第2弾シングル。アコースティックにしっとり聴かせる「街」や「僕のすべて」にポテンシャルの高さを感じさせるが、よりバンドらしいファンクな空気を堪能させる「kiss kiss kiss」にもライヴを彷彿させる心地よさがある。他の作品にも興味が湧く。
京都で活動する女性ヴォーカルを含む5人組のメジャー・デビュー作。2曲目のアコースティック・バラード、3曲目のミディアム曲も上手いが、UAのような憂い気と柴咲コウのような強気を併せ持つ魅惑のハスキー・ヴォイスゆえ、1曲目のジャジィ風ポップスが最も板に付いている。