制作・出演 : J.S.バッハ
バッハ:リュート組曲バッハ:リュート組曲
75年のLP初出時には「ギターで弾かれた最高のバッハ」と称えられた名演。その評価は現在でもほとんど通用する。4曲いずれも素晴らしいが、ことに第4番の天駆けるような疾走感がたまらない。少なくともこの曲では、ジョンを凌ぐ演奏はまだない。
J.S.バッハ:フルート・ソナタ集J.S.バッハ:フルート・ソナタ集
ニコレとリヒターという幸せな組み合わせは、フルートのアルバムには毎度お馴染みの曲たちを、生き生きと蘇らせてくれる。どのフレーズも呼吸し、流れと力を持ち、美しい。20年以上前の録音だが、これを凌ぐアルバムは未だに登場していない。
バッハ:フルート・ソナタ集バッハ:フルート・ソナタ集
ゴールウェイのことだから縦横無尽にフルートを操った快演と思いきや、近年の演奏に関する研究もふまえた正統的な解釈を聴かせている。音色もしっとりと落ち着いており、トラヴェルソによる演奏に慣れた人にも違和感なく受け入れられるのではなかろうか。