音楽むすび | 制作・出演 : ORANGERANGE

振り幅の多様さと、巧みなメロディ・センス。ヒップホップからロック、そして王道J-POPまでを上手く融合させており、実に退屈しないノリでもっていける感じが素晴らしい。彼らのアルバムを聴いていると、「音楽なんてシンプルに楽しめばいいじゃん」と言われているよう。

映画『いま、会いにゆきます』の主題歌として話題の8thシングルは、映画に感銘を受けたメンバーが一晩で詞を書き上げたというオレンジレンジ初の本格的なラブ・バラード。泣けます。

6thシングルは大塚ベバレジの微炭酸飲料“MATCH”CMタイアップ曲。前作「ミチシルベ 〜a road home〜」とはうってかわって、これぞレンジ節といえる、夏を感じさせる逸品だ。

(2)が大ヒット、2003年ブレイク組の最右翼、沖縄出身のミクスチャー・バンド、オレンジレンジのファースト・アルバム。シングル曲以外が極端にキャッチーさを潜め、コアな曲もしっかりと演りつつも、滲み出るポップネスは隠せません。売れてしかるべき。