2004年10月20日発売
台湾の女性トップ・シンガー、ウィニー・シンの新曲を含む3枚組。代表的なヒット曲がすべて網羅されているほか、新曲を6曲収録、他にデュエット・ソング7曲などが収められていて、ベスト盤とはいっても集大成的な内容。バラードはやはりピカ一の味わい。
2000年に結成されたカッティング・エッジなジャズ・グループのファースト・アルバム。ハモンド・オルガンのファンキー・グルーヴをコアに、自分たちの足場である大都会トーキョーの今を等身大で切り抜いた、オリジナリティあふれるサウンドが新鮮。
中堅女性ヴォーカリストの域に達した感のある、晩秋にふさわしいマキシ。GARNET CROWの岡本やrumania montevideoの三好などなど、参加アーティストも多数。独自の浮遊感とはかなさをケレン味なく打ち出した、手堅い仕上がりにファンも満足の一枚。
ソウルフルでブルース・フィーリングあふれる演奏で定評のあるベテラン・ピアニスト、マンスの2004年作品。ジャズの有名スタンダードをはじめ、彼の代名詞というべき名曲「ジュビレーション」の再演もあり、入門者からベテランまで気軽に楽しめる作品に仕上がっている。
ウエストコースト出身の白人ヴァイヴ奏者、カル・ジェイダーが、バート・バカラックの名曲をアルバム丸ごとカヴァー。躍動感溢れるパーカッシブな一枚で、スウィート・ジャズ・レーベルSkyeの中でも人気が高い。
坂本龍一との共演などで知られる沖縄民謡界の第一人者、我如古より子とアコースティック・ギターのマエストロ、吉川忠英が新しい沖縄歌謡を追求したアルバムの第2弾。ハシケンの(9)や岡本おさみと吉川コンビの(12)といった外部スタッフの作品が逆に印象的。
TRENDKILLなるイベントやオムニバスも主宰するBang-Dollの単独作。見た目からビジュアル臭さも感じていたが、意外なほどのヘヴィネスぶり。ギターはパンテラからの影響が強いか!? ただしヴォーカルは邦楽らしいメロと歌唱法。DVD付き。