2004年10月20日発売
Atlantic Original Collection Vol.2::最後の審判Atlantic Original Collection Vol.2::最後の審判
世界最高峰のジャズ・ピアニストが75年に録音したエキゾチックなトリオ作品。4番目のメンバーとしてD.レッドマンが参加していることから、後のアメリカン・カルテットの初顔合わせとしても重要。創造の喜びに満ちた即興演奏のエナジーに圧倒される。
Atlantic Original Collection Vol.3::トーンズ・フォー・ジョーンズ・ボーンズAtlantic Original Collection Vol.3::トーンズ・フォー・ジョーンズ・ボーンズ
マイルス・デイビス、スタン・ゲッツのバンドから離れ、独り立ちしたチック・コリアのデビュー作。他のメンバーもチックの意気に感じたのか、時代の躍動に突き動かされるように、自分たちの新しいジャズを創造しようという意欲、情熱が演奏に脈打っている。
天元〜鏡花水月〜Japanese Songs by Solo〜天元〜鏡花水月〜Japanese Songs by Solo〜
2004年に敢行した全国ソロ・ツアーから2月8日岐阜、4月17・18日京都での演奏7曲を収録。「さくら」「荒城の月」「見上げてごらん夜の星を」「上を向いて歩こう」など曲はすべて日本のメロディ。それをいかに自身の中で昇華、ジャズ化しているかが一番の聴きもの。
ビトゥイーン・ア・スマイル・アンド・ティアーズビトゥイーン・ア・スマイル・アンド・ティアーズ
スイス出身の遅咲きのピアニストが、91年に録音したトリオ作品。その手が紡ぎ出す流麗な調べは、凛と澄み切った空気感を漂わせ、聴く者に新鮮な風を届ける。芳醇なリリシズムに富むピアノは、知性的でありながら決して難解ではなく、多くの人が楽しめそう。
ビリーヴィン〜チャカ・ジャズ・イン・ニューヨーク〜ビリーヴィン〜チャカ・ジャズ・イン・ニューヨーク〜
ポップ・ユニット、PSY・Sのメンバーとしてデビューし、近年はジャズを志向する女性シンガーの2004年録音作。パンチの効いたスキャットが気持ちいい(5)、明瞭で情感豊かな表現に個性が際立つ(7)など、快唱が並ぶ。(8)はドン・フリードマンのファンキーなピアノ演奏が楽しい。