制作・出演 : PlasticTree
ここ数年で飛躍的に成長した彼らの軌跡を一枚にまとめたベスト・アルバム。文学的な歌詞と有村の浮遊感が漂うヴォーカルから生まれる独特の世界観を堪能できる一枚に仕上がっている。ヨーロッパで先行発売され話題を集めた。
結成15周年を迎えたプラスティック トゥリーの9枚目のアルバム。エネルギッシュな曲からメロウなナンバーまで、甘い歌声を活かした歌心あふれるようなシンプルなロックが特徴になっており、アダルトなフィールを感じさせるアルバムに仕上がっている。
音楽番組『音燃え!』のエンディング・テーマにもなったシングル。バンドにとって通算26枚目。メロウで浮遊感あるバンド・サウンドに、情景も浮かんでくるような歌詞が独特の歌い回しで響く。デビューからすでに10年以上、揺らがない個性が貫かれている。
結成15周年となる2008年の第1弾シングルは、有村竜太朗の独自の世界観が凝縮された力強いミディアム・バラード。切ないメロディの中に、やがて訪れる穏やかな春を感じさせるナンバーだ。
人気ビジュアル系バンド、Plastic Treeのデビュー10周年記念アルバム。明石昌夫をプロデューサーに迎え、繊細で美しいメロディと気骨を感じさせるサウンドとが同居した秀作となっている。
4人組ビジュアル系バンド、Plastic Treeの2007年5月発表のシングル。「真っ赤な糸」は、美しい旋律が際立つ力強いミディアム・バラード。対照的に「藍より青く」は、爽快なアップ・ナンバーだ。バンドとしての奥深さが堪能できる。
イントロのアコギの音にまずはグラッとくる。筆者はこの手の音に弱いのだ。いい音出してます。メロディも哀愁漂うスロー・ミディアムのバラードでじっくりと聴かせる。ちなみに、タイトルの「スピカ」って乙女座のα星で和名は真珠星のことらしい。
ポップネスを具えた多彩なオルタナティヴ・ヘヴィ・ロック表現を開拓してきた10年選手が2年ぶりに放つフルレンス作品。脱力浮遊系の歌と重く硬いギターの対比で描くプラトゥリ節は健在だが、今回はそのメリハリのなかから人間くささの側面がいっそう強く浮かび上がっている。