音楽むすび | 制作・出演 : RURUTIA

叙情的な旋律のなかに、甘く繊細でありながらその底に通った一筋の強固な情熱を歌うルルティア。その魅力をもっとも純粋な形で味わえるバラード・ナンバーを中心に編んだミニ・アルバムからは、人間存在に対する彼女の深い悲しみと大きな愛情が聴き取れる。

感情が聴き手に直に伝わる独特の声を持つ彼女の4thアルバム。奥行きのある神秘的なサウンドとかすれるような悲しげなヴォーカルが印象的な“ルルティア・ワールド”が極まる会心の1枚。

彼女の出世作となった(5)を始め、印象深い楽曲がたっぷり入ったサード・アルバム。エレクトロ・サウンドをちりばめた神秘的なアレンジやいたいけな歌声は、聴き手の心の奥底を震わすような圧倒的パワーを感じさせる。歌詞も物語性が強く、聴き応え十分。

もろもろのプロフィールが明かされていない謎の女性アーティスト、ルルティアのセカンド・アルバム。最初はビジュアル系かと……。ウィスパー系ヴォイスがセールス・ポイント。打ち込みメイン、ちょっと民族楽器もあり。独自の美意識に貫かれた無国籍ヒーリング・ポップスだ。

ルルティアのファースト・アルバム。プロフィールの公開はナシ、プロモーションもネット中心とというヒッソリ感とは裏腹に、人気が急上昇している彼女。その魅力は、楽曲の強烈さにあるようだ。彼女の歌には、色気と毒気の両方が含まれていて、一聴の価値アリ。★