制作・出演 : SABERTIGER
2002年秋に中心メンバーの木下昭仁(g)を除くメンバー全員が脱退し、現在は活動休止中の北海道産メタル・バンドーーそのメモリアル・ライヴ作。2002年5月の全国ツアーから東京公演を収録しており、熱きメタル魂の迸りがあますところなく詰め込まれている。★
92年にリリースされた、ハードロック・バンド、サーベル・タイガーのインディーズ盤。紅一点・久保田陽子のヴォーカルが最大限にフィーチャーされた名盤。「Silly」ほか収録。
81年に北海道で結成されて以来、ジャパメタ・ファンの間で大きな注目を集め続ける技巧派集団、サーベル・タイガーの通算3枚目となるオリジナル・フル・アルバム(95年作品のリマスター)。正統的かつメロディアスなヘヴィ・メタルを高い演奏力で聴かせる。
過去のカセット音源に収録されていた楽曲を歴代メンバーでリレコーディングしたり、リミックスした94年発表の企画盤で、リマスタリングしての再発。長きにわたりバンドを率いてきた木下昭仁(g)の変わらぬセンスを再確認できる。追加収録の未発表曲はポイント高し。
札幌を拠点に81年から活動を続けるバンド。本作は94年にインディーズでリリースされた2枚目のオリジナル・アルバムで、リマスタリングを施して3度目の再発。複雑な構成を持つヘヴィ・メタルは他に類を見ないほど個性的。当時のライヴ音源をボーナス収録。
木下昭仁のソロとして制作された97年作のリマスター盤には、元STEELERのロン・キール、ANTHEMの柴田直人などの豪華布陣が参加。テクニカルかつメロディアスに組み立てられた丁寧な様式美の追求は壮麗というこの上ない形容を引き出している。
98年に発表した通算5作目をリマスタリング。プロジェクト化していたバンドが、ヴォーカルの下山の加入でバンド然としていった時期の作品でもある。メタル・アルバムとして今でも魅力的。ボーナスでデモとライヴ・ヴァージョンを各1曲収録。
札幌の老舗パワー・メタル・アクトが98年に発表したインディ時代楽曲のリメイク集がデジタル・リマスタリング再発された。当時の新戦力だった下山武徳(vo)がパワフルなシャウトで歌いきる。女性ヴォーカル時代の楽曲には違和感もあるが、全体的には押しが強まり好変化。
活動歴20年を超えようとも自らが刻んだヘヴィ・メタル道はさらに拓かれる。メロディ美をテクニカルかつハードに表現する一方で、グルーヴの部分には今様のロックにも目が向けられているふしがあり、なお作品には新たな発見に満ちている。
81年の結成以来、日本のメタル・シーンを支えてきた彼らのアルバム『Saber Tiger』に収録されたナンバーをリアレンジして新録シングル化。『はじめの一歩』エンディングも収録。
日本のヘヴィ・メタルを愛するものなら知らないはずのないほど知名度の高いバンド。その彼らが96年以降に発表したものに初音源をプラスした2枚組ベスト盤は、その高度な技術に圧倒させられる。
北海道出身の老舗ハード・ロック・バンドによる結成以来17年という歴史を集大成した全曲リメイクによるベスト作。注目すべきは現シンガー下山武徳の歌唱力と存在感の確かさだ。初回のみ収録の(13)は正に鳥肌モノ。勿論、入門アルバムとしても最適!★
紅一点の女性シンガーをフィーチャーした5人組ハード・ロック・バンド。これは92年に彼らが出したアルバムのリミックス盤で、中身のほうは昔の浜田麻里やラウドネスあたりを参照したような、今聴くと新鮮だが、懐かしくもあるサウンドが詰まっている。