制作・出演 : SPIRALLIFE
GREATEST HITSGREATEST HITS
澄んだ声質を生かした、淡くはかなげなサウンドから、よりノイジーな方向へと移行していったスパイラルの3年間をここに封印。早やAIR(車谷浩司)とスクーデリア・エレクトロ(石田小吉)としての活動をスタートさせているこの2人、この終わり方は実に潔い。
フリークス・オヴ・ゴーゴー・スペクテイターズ2「セル・アウト」フリークス・オヴ・ゴーゴー・スペクテイターズ2「セル・アウト」
新曲4曲とアルバム未収録シングルなどのリミックスで構成された既存マテリアルの売りつくし(セル・アウト)アルバム。声やギターが歪もうが、ハウスだろうがダブだろうが、とにかくどう飾っても、その実体はポップであることの証明のような作品。
spiral move〜TELEGENIC2spiral move〜TELEGENIC2
60年代〜90年代に至るまでの各世代のあらゆる音楽要素を実にキュートにチョイスしたスパイラルのセカンド。メロディも言葉(メッセージと言って何の問題もないと思う)の選び方もサウンドの輪郭もより力強く鮮烈。いい意味での緻蜜さ、計算高さに脱帽。
GAME OVER 魅惑のモンキーマジックGAME OVER 魅惑のモンキーマジック
“くるちゃん”なんて呼ぶのもはばかられる車谷浩司(元BAKU)の新ユニット。相棒、石田小吉とのハイトーン・ヴォーカルの妙がなんとも胸キュンものでカ・イ・カ・ン。隠しネタをまだまだたくさん持っているようなので、次作も楽しみな若者(笑)ふたりぐみ。
ファーザー・アゲインファーザー・アゲイン
ヴィジュアル・イメージからはまるでフリッパーズの再来かと思いきや、サウンドはクリアな60'sビートが展開。上品かつアヴァンギャルドなバンド・カラーは稀有。繊細なヴォーカルと歌詞が印象的だが、さらにその強さを感じさせるようになったら満点だろう。
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