制作・出演 : SoulBossaTrio
noon、アン・サリーといったシンガーや小沼ようすけをはじめとする腕利きをフィーチャー。高田漣のスティール・ギターが異空間へと誘う(1)、畠山美由紀が情感たっぷりな(4)、ローズとトランペットの響きが実にメロウな(7)など、ゴンザレス鈴木のプロデュースぶりが冴える。★
制作・出演
DAZZLE-T&QUICKY / Jazztronik / KYOTOJAZZMASSIVE / SoulBossaTrio / インコグニート / ジャザノヴァ / リキッド・ラウンジ / 竹村延和内海イズル、KYOTO JAZZ MASSIVEら気鋭DJが手掛けたソウル・ボッサ・トリオのリミックス盤。ハウスを中心に、ブラジリアン・ジャズ、ダブなど各リミキサーのカラーを楽しむオムニバスとしても絶品。ゴンザレス鈴木率いるスパノヴァも参加。
ヴォーカルにMinako Obataと畠山美由紀をフィーチャーして、実に何とも都会の味。実力派ミュージシャンがズラリとそろっているだけあって、一分のスキもなくきっちりと組み立てられた音楽は確かに心地よく流れ、知らず知らず聴かされてしまうのだ。
ドゥービー・ブラザーズの76年のヒット曲を、チャカポコ・ビートとカラフルなトロピカルなサウンドにアレンジしたカヴァー・シングル。ゲストのMinako Obataのジャズっぽいヴォーカルが、見事に大人のダンス・ミュージックに仕上げている。
ゴンザレス鈴木率いるソウル・ボッサ・トリオのリミックス・マキシ。ハウス・ファウンデーションの松本浩一によるガラージなミックス2曲と、田中知之(FPM)によるダンス・ミュージカルなミックスなど計5ヴァージョンのクラブ・ユース盤。
マンディ満ちる、グルーヴ・コレクティヴ、オマー・ハキム、中村雅人(元モンド・グロッソ)ら多彩なゲスト勢を迎え、スパニッシュ・ギターやハウスをも飲み込んだクラブ・ユーズなブラジリアン・ミックスを繰り広げる。フィリー・ソウルのカヴァーもアリ。
今回のワイルド・ジャンボの企みは、ゴンザレス鈴木を中心としたソウル・ボツサ・トリオに豪華ゲスト陣を加えたラテン・フュージョン大会なのだ。T.REXをソウル・ボッサ化した(5)のような珍品もあるものの、基本はクロス・オーヴァー。お好きな方はどうぞ。