音楽むすび | 制作・出演 : TRANSTICNERVE

“自分たち自身の中に眠る本来の姿を呼び戻せる”というコンセプトで作られた、約1年8ヵ月ぶりのセカンド・アルバム。デジタルロックを中心にヴァラエティ豊かなサウンドを展開した興味深き作品。

ラルク・アン・シエルのプロデューサー岡野ハジメを迎え、作詞TAKA／作曲MASAKIで放つ5人組の第6作目。メンバーひとりひとりの個性が引き立つ、快作となった。

トランスティック・ネヴァーの2000年第1弾のリリース作品だ。本作は今までにないポップセンスあふれる楽曲で、トランスの新境地を感じさせる。心地よい疾走感が感じられる仕上がりだ。

待望のファーストのプロデュースは、シングル同様L'Arc〜en〜Cielを手がける岡野ハジメが担当。作詞では森雪之丞が得意の近未来的世界観を展開。シングルでの作り込まれたデジタル・ロックの印象はむしろ消え、ライヴ感・疾走感が出た。(7)は抜きん出て良い。