音楽むすび | 制作・出演 : hitomi

往年の名曲をスーパープライスで！

サンフランシスコ生まれの女性サックス奏者ヒトミ(本名・大羽ひとみ)のリーダー第3作。11曲中5曲はアーニー・ワッツとの2テナー編成で、ワッツのカチッとした音とフワッとしたヒトミの音の対比がおもしろい。モンク、ミンガスらの有名ジャズ・オリジナル曲集。

女流テナー奏者は珍しい。女性だと力負けしてしまうからだろうが、Hitomiはそんなハンデをものともせず、軽やかにこの楽器を吹き鳴らす。力の抜け具合がいいし、スタンダードとオリジナルを混ぜ込んだ構成も、ジャズの楽しさを味わわせてくれる。

hitomi第2期完結…。デビュー曲から、13年間の軌跡をすべて発売順に収録したBEST ALBUM！

シアターブルックの佐藤タイジが曲ごとに女性ヴォーカリストを迎えた、なんとも豪華ですっげー贅沢なアルバム。その女性の個性に合わせた曲作りがなされていて、完成度の高い一枚。唯一のソロ曲が「オレの葬式」とは……美女たちに看取られてうらやましいぞ！

『TRAVELLER』（2004年）以来、約2年4ヵ月ぶりとなる8枚目のアルバム。hitomiのサウンドを支えてきた渡辺善太郎が全面的に参加、“エスニック×ニューウェイヴ”な「アラビアン・ドリーミング」をはじめ、圧倒的なオリジナリティを持ったポップスを展開している。

hitomi初のベスト・アルバム。とは言え、初期の「CANDY GIRL」「BUSY NOW」などは、新録でまとめて［2］に収録されているので、純粋なシングル・コレクションではない。同じタイトルの写真集も2002年9月に発売になった。

次々と新曲を打ち出しいままさに絶好調の彼女が、“2000年hitomiの集大成”ともいえる通算5枚目のアルバムを完成。斬新でポップな楽曲が勢揃いし、飽きのこない充実の内容となった。