制作・出演 : parismatch
通算4枚目のオリジナル・アルバム。ビーチのジャケットそのままの夏らしい雰囲気に満ちたサウンドが全編にあふれる。ポップスのキャッチーさとジャズのエッセンスを絶妙にブレンドした、彼らならではのアプローチに満ちた、5曲のタイアップを含む全11曲。
男女三人組ユニットの5作目。ボサ・ノヴァ、ジャズ、ソウルなどを取り入れ、細部まで緻密に練り込まれたサウンドと、爽快感のあるメロディが溶け合った、完成度の高いポップス・アルバムだ。そのセンスの良さから、シュガー・ベイブの正統的後継者といえるかも。
新録4曲を含む変則的ベスト。ボサ・ノヴァ、ジャズ、ファンク、ソウルなどの要素を盛り込みつつ、あくまでもメロディアスな歌を中心に、洗練されたポップスを作ってきた彼らの軌跡。ビッグバンドのニュー・クール・コレクティヴ参加の新録がダイナミックで新鮮。
ミズノマリの涼しげなヴォーカルが、サラリとしたボッサ・ベースのポップ・トラックの上を軽やかに滑り、空間をスタイリッシュに色づける。加えてオランダのビッグバンドとコラボレートしたカップリング曲の華やかでムーディなことといったら……。
paris matchは、女性がヴォーカルの三人組。いずれも、ボサ・ノヴァ風のブラジリアン・テイストをほのかに感じさせるような爽やかな作品。ただ3曲目の「ANGEL」は“Hip-Hop Remix”ということで、いわばジャマイカ風のテイストも加わった感じ。
クラブ・ミュージックのポップ性を純化し続けるユニットが放つクリスマス・ソングを含む6曲入りのミニ・アルバム。グリーティング・ソングのためかとりわけハートウォーミングなムードが全編ストレートに表現されていて、とにかく楽しい。ミズノマリの歌が優しく癒す。
多くの有名アーティストのリミックスを手がける古澤大と杉山洋介に、紅一点の心地よい声質が特徴のミズノマリによるユニット。幸せで、心地よい楽曲を彼らなりのサウンドで聴かせてくれる。
紙ジャケが美しい5枚目のマキシ。ソウル感覚にあふれつつ爽やか、そしてどこかアンニュイなタイトル・チューンは、ポップでありながらハイクオリティな彼らのサウンドを象徴するようなトラック。カップリングはアップ・テンポでグルーヴィなソウル・ナンバー。
アルバム『PM2』が好評のparis matchのニュー・シングル。今作もポップス通の期待を裏切らない良質なサウンドを届けてくれる。ミズノマリの歌声は澄み渡る青空のように爽やか。