ジャンル : クラシック > 交響曲
メンデルスゾーン・ディスカヴァリーズメンデルスゾーン・ディスカヴァリーズ
これは記念の年に非常にふさわしい。異稿や断片、補筆作品などを収めているが、主要な作品に関連するものなのでたいへんに興味深い。「スコットランド」も違いが大きいが、「フィンガルの洞窟」は現在知られているものとまったく違う。一聴をお勧めしたい。
ベートーヴェン:交響曲第4番 第5番≪運命≫ベートーヴェン:交響曲第4番 第5番≪運命≫
1970年代前半に完成させたベートーヴェンの、交響曲全集からの1枚。ケンペはカリスマ性や派手さはないが、作品の実相をドイツ音楽の伝統に則って誠実に作り上げている。聴くほどに深みが増す演奏だ。
ベートーヴェン:交響曲第2番 第6番≪田園≫ベートーヴェン:交響曲第2番 第6番≪田園≫
ミュンヘンpo.の音楽監督時代に完成させた、ケンペのベートーヴェン交響曲全集から第2番と第6番「田園」。地方歌劇場の練習指揮者から出発したキャリアからうかがえる、ドイツの伝統に深く根ざした演奏が特色。
ブラームス:交響曲第1番&第2番ブラームス:交響曲第1番&第2番
ホルスト・シュタインが首席指揮者(96年以降は終身名誉指揮者)を務めたバンベルク響と残したブラームスの交響曲全集。シュタインのゆったりとしたテンポと微妙なニュアンス。バンベルク響の素朴な音色。まさに“本場のブラームス”というべきか。