ジャンル : クラシック > 室内楽曲
ベスト・オブ クラシックス 84::ブラームス:クラリネット五重奏曲、主題と変奏ベスト・オブ クラシックス 84::ブラームス:クラリネット五重奏曲、主題と変奏
ブラームスは晩年にクラリネットの曲を4曲も書いているが、この五重奏曲は、もっとも人気が高い傑作。枯淡(こたん)の境地に到達したブラームスらしい味わい深い曲だ。クラリネットの魅力もたっぷりと満喫できる。
ポースリンポースリン
“磁器”というタイトルが示すように、穏やかな空気の流れを感じる曲集。基本的スタイルは反復によって進められる。「ロッカーバイ」まではマイケル・ナイマンやジョージ・ウィンストンがお好きな方向き。「ブロークン」以降はメロディアスな傾向が強まる。
モーツァルト:弦楽四重奏曲第14番?第19番「ハイドン・セット」モーツァルト:弦楽四重奏曲第14番?第19番「ハイドン・セット」
ジュリアードSQの黄金時代の録音。この第1期のメンバーによる時が最高だったという評価は、いまだに根強いものがある。機能美ともいえる現代的で鋭い感性に彩られたモーツァルトは、やはり新鮮に響いている。
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
ブダペストSQの2度目のベートーヴェン弦楽四重奏曲全集。彼らの円熟期の録音で、機能的で厳格なアンサンブルと、ヨーロッパの香りを持つ響きとが一体となった名演として、この曲集の最高峰に挙げられている。
グレン・グールド:弦楽四重奏曲/ワーグナー:ジークフリート牧歌 他グレン・グールド:弦楽四重奏曲/ワーグナー:ジークフリート牧歌 他
制作・出演
TerryHolowach / エルマー・セッツァー / カート・レーベル / グレン・グールド / シンフォニア弦楽四重奏団 / トマス・リベルティ / トム・ブレナンド / トロント交響楽団のメンバーRCA Red Seal THE BEST 47::ベートーヴェン:大公トリオ シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番RCA Red Seal THE BEST 47::ベートーヴェン:大公トリオ シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番
当時百万ドル・トリオと呼ばれた巨匠3人が集まった歴史的な名盤のひとつ。室内楽的な、親密であったり緊密であったりというアンサンブルではなく、強烈な個性が集まっての丁々発止の真剣勝負が聴きどころだ。
パッサカリアパッサカリア
N響の4人のチェリストによるアンサンブル。編曲の出来にムラがあるけれど、ど真ん中のクラシック音楽スタイルをズンと貫き、渋く落ち着いた味わいを醸し出す。チェロの美しく重厚な響きと相まって、「やっぱりこれが王道だよな」という感じも与える。
J.S.バッハ:インヴェンションとパルティータJ.S.バッハ:インヴェンションとパルティータ
面白い。ピアノ学習者には馴染みの深い2声と3声のインヴェンションを弦楽器に置き換えて演奏する。これが新たな音楽を聴くように新鮮に聴こえてくる。立派な芸術作品として成立してしまう。絶好調のヤンセン4枚目のアルバムは野心的だ。必聴盤である。