ジャンル : クラシック > 現代音楽
エルマー・バーンスタイン自作自演 with ロイヤル・フィルハーモニー・ポップス管弦楽団エルマー・バーンスタイン自作自演 with ロイヤル・フィルハーモニー・ポップス管弦楽団
最高の音で楽しむために!
CAGEMIX-高橋悠治CAGEMIX-高橋悠治
たんにケージの作品をいろいろ紹介するのではなく、「ウィンター・ミュージック」を通奏低音として配し、それとの対比や共存によって、それぞれの作品の特質を浮かび上がらせる趣向。いわば西瓜に塩的効果。沈黙と響きと雑多な喧噪による不思議な緊張感。
アルヴォ・ペルト≪アリーナ≫アルヴォ・ペルト≪アリーナ≫
発売元
ユニバーサルミュージックペルトが70年代に確立したティンティナブリ様式の2作品を複数のヴァージョンで収録。録音には作曲家が立ち合い、新解釈が施されたという。音を切り詰めた静謐な空間に心が浄化されていくような印象だ。なお(1)&(5)は演奏者のスピヴァコフに献呈された曲。
武満徹管弦楽曲集2武満徹管弦楽曲集2
武満徹の甘美と言おうか官能と言おうか、そんな響きを追及しているような80年代の作品が集められている。オーケストラの精妙な響きに、流れるような美しいメロディが編みこまれている。尾高の丁寧な音の作りがソリストたちにも及び、一体となったサウンドが心地好い。
外山雄三:管弦楽のためのディヴェルティメント 徳山美奈子:交響的素描「石川」 西村 朗:樹海、島へのテロフォニー外山雄三:管弦楽のためのディヴェルティメント 徳山美奈子:交響的素描「石川」 西村 朗:樹海、島へのテロフォニー
外山と徳山の作品は、民族的素材を“モロ”に使ったショウ・ピース。聴いて面白いのは西村の2つの作品。二十弦箏を使った「樹海」の繊細な響き、そして西村チックでなんとも分厚く精力的な「鳥のヘテロフォニー」。オケはもう少し頑張って欲しいけど。
デュティユー:交響曲第2番 他デュティユー:交響曲第2番 他
技法はモダンながら、むしろフランス近代のなめらかでゆらり色香漂うソノリティを受け継ぎ、とりどりの響きを色鮮やかに変幻させて感覚的快感を創るデュティユーの音楽。サラステは、コクやアクを避け、さらり透明に音を動かしてその快のツボを捕まえている。
ブーレーズ・コレクション 11 クルターク/バートウィスル/グリゼ:作品集ブーレーズ・コレクション 11 クルターク/バートウィスル/グリゼ:作品集
ブーレーズが80〜90年代にエラートに録音した名演が廉価盤で再登場。録音当時(82年)最も新しい音楽であった、クルターク、バートウィッスル、グリゼの作品を収める。