ジャンル : ジャズ > フュージョン
ハンク・ジョーンズ、レイ・ブラウン、ジミー・スミスのトリオをバックにしたアーネスティンの名盤。小気味よくスウィングする彼女のヴォーカルがたまらない1枚。
ブラジリアン・ジャズ・シンガー、タニア・マリアの大ヒット・アルバム。伸びやかなヴォーカルと心地よいビートが心ゆくまで味わえる作品。参加アーティストはエディ・デュラン、リンカーン・ゴーインズほか。
CMへの起用で歌声が話題となっていたシンガーのデビュー&カヴァー作。彼女の歌唱力もさることながら、各曲で演奏を分担する天野清継、平岡雄一郎、鬼怒無月の三者三様のギター・プレイも見事。ヴォーカル・ファンだけでなくギター・ファンも楽しめる。★
イギリス出身のコーと、秋吉敏子オーケストラのバリトン奏者として知られるロビンソン。管楽器の両名手がクラリネットで奏でる対位法的なインプロヴィゼーションはひたすら美しい。映画の重たい空気感というよりはヨーロッパの静寂な森を想起させる一枚。
ヴィーナスレコード移籍第1弾はバラード集。「レフト・アローン」など日本人好みのする曲も演奏している。マイク・ルドン、ジョン・ウェバー、ジョー・ファンズワースという息のあった仲間たちと、しやなかで情熱のある音世界を創りだしている。
知られざるベテランのテナー・サックス奏者ボブ・キンドレッドのワン・ホーン・カルテット作。キンドレッドはインディーズに作品があり、最近ではジミー・スコットの作品に参加。有名ではないが、ベテランらしい深みがありジャズ・テナーらしい響きがある。
実力派として知られていた紗野葉子の待望のデビュー盤。12曲中7曲で西海岸のビッグバンド、フランク・キャップ・ジャガーノートをバックに従えての堂々たる歌唱は圧巻。田辺充邦とのデュエットによる小品(4)もキュートな味わいで魅せる。
77年に録音したスコットのデビュー作。ビル・ベリー(tp)との2管クインテットで古めのスタンダードをじっくりと演奏する様子は、とても20代はじめの若者とは思えない余裕と寛ぎに満ちている。驚異の新人ならではのさっそうとした演奏。厚紙ジャケットの高音質xrcd。
発売元
日本コロムビア株式会社すでにインディーズ系で2枚の作品を発表している女性シンガーのメジャー移籍第1作。ジャズ、ラテン、ボサ・ノヴァを得意としていて、本作もジャズ・ボッサ&ラテン色が強く、彼女のエキゾティックでコケティッシュな歌声は男心をくすぐるかも。感情移入に個性があり、(1)は出色。