ジャンル : ジャズ > フュージョン
グローバー・ワシントン、Jr.(Sax)、スティーヴ・カーン(g)などのごきげんなプレーヤーのサポートを得た日米合作盤。(4)はグローバー・ワシントン、Jrの作品だが、突然あの今田ぶしのアドリブが出てくるところなど日米合作でしか得られない面白さ。
フュージョン・ファンには懐かしい作品だ。このラテン・フレイヴァーの効いた、心地良いサウンドは、タイトルからの先入観は夏向きだが、肌寒い時に聴いても、逆にホットな気分になってきて、体を動かしたくなる。
かつてはウェストコースト・ジャズの温床となったウディ・ハーマン楽団が、62年から64年にかけてフィリップスに残した4枚の作品から、名曲をピック・アップした好コンピレーション。ビギナーからベテランまで楽しめるビッグ・バンド・ジャズだ。
当初LP3枚に分散していたグリフィンのモンマルトル・ライヴがワン・セットになった。この時のグリフィンは絶好調。超アップ・テンポで飛ばすかと思えば、心憎いばかりのバラードも。ジャズの醍醐味を満喫できる白熱のライヴとはまさにこのこと。★
60年代の後半から欧州録音が増えたケッセルが、ロンドンで英国のべースとドラムを迎え、存分にウタっている。初CD化。多彩な選曲を繊細かつディープなジャズで聴かせる。代表作に入れたい。20ビット・サウンドもいい。(7)は『ヘアー』の同曲とは異曲。
シェップと言えばまず60年代の過激で攻撃的なプレイが引き合いに出される。本作の録音は95年でシェップが活動を開始して30年以上が経つわけだが、情動的なプレイはやはり心揺さぶるものがある。このコテコテがたまらないと言うファンは多いはず。
ベテラン・クラリネット奏者、北村英治の本作は、そのタイトル通り、気心の知れた仲間たちとのリラックスしたセッションだ。ハッピーでスウィンギーな演奏はやはり彼らならではのものだろう。この艶のあるクラリネットの音色はまさに円熟の極地だといえる。
世界的な見地から観ても当時の北村はクラリネットの最高峰だった。その彼が気心の知れた仲間と95年に吹き込んだ作品。お馴染みのナンバーを洒落たサウンドで料理してしまう腕前は、まさに一流のシェフを思わせる。スウィンギーでハッピーな大人のジャズが満喫できる。
マル・ウォルドロンとマルの娘のマラとのピアノ・デュオという、何とも素敵なアルバムが実現した。マラは3曲を提供し(1曲はマルと共作)、内2曲では弾き語りを披露している。いわゆるジャズ・アルバムではないがスピリチュアルで素晴らしい作品だ。★
ウォレスと言えばマイルス。これは本人も認めるところだから仕方がないが、人の真似は絶対にしなかったマイルスの姿勢を考えるとやはりひっかかる。レギュラー・コンボを率いた本作は8曲がメンバーの自作で、それぞれが練り上げられた演奏だ。弟アントワーヌのテナーが◎。