ジャンル : 演歌・純邦楽・落語 > 純邦楽・民謡
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日本伝統文化振興財団99年に人間国宝に認定された長唄囃子の堅田喜三久が1973年の35歳の時に一発録音で制作した最初のソロ・アルバムをCD化。全70トラックを7つに分けて構成したもので、鑑賞用としても資料としても貴重な作品だ。
(財)日本伝統文化振興財団による「第10回邦楽技能者オーディション」の合格者による演奏を収めたCD。国内外の多数の演奏会に出演し活躍している山田流筝曲演奏家、鈴木真為の演奏の数々が堪能できる。
古来より大和朝廷が節目節目に執り行なう儀式の時に演奏される代表的な雅楽、歌舞を収録した貴重な音源集(92年録音)。新嘗祭、大嘗祭などで演奏、歌われるものなどが中心で、いずれも厳かな響きが特徴。どうしてこういう形態になったのか、考えながら聴くのも一興。★
鈴木正夫といえば昭和前半に国民的民謡歌手と言われた大物だが、この「龍馬おどり」は、二代目を継いだ子息の歌。「七福神」の音頭向けアレンジ曲「音頭「七福神」」(藤みち子/富田房枝)とともに、2010年全国総踊りの音頭もので、父親譲りの見事なノドを聴かせる。
全国43の地区にのぼる会員を持つ“コロムビア吟詠音楽会”の南関東ブロック、千葉地区の会員による吟詠を収録したCD。平均年齢が若い地区であり、活気に満ちた吟詠の数々を聴かせる。
戦争の傷跡が癒え始めた昭和30年代以降に広まった、浪曲と歌謡曲が融合した“歌謡演歌”。その代表ともいえる京山幸枝若と村田英雄の歌謡演歌を収めたシリーズ。本作には京山幸枝若の「河内十人斬 (上)」を収録。
戦争の傷跡が癒え始めた昭和30年代以降に広まった、浪曲と歌謡曲が融合した“歌謡演歌”。その代表ともいえる京山幸枝若と村田英雄の歌謡演歌を収めたシリーズ。本作には京山幸枝若の「河内十人斬 (下)」を収録。
2008年に他界した桃山晴衣が興した今様浄瑠璃の代表作のひとつ。彼女自らが作詞作曲から唄、語り、三味線までをこなし、源氏一族が衰退する平安末期に悲運の最期を遂げた若き夜叉姫を中心とする物語を丹念に描く。東京・六本木のオリベホールにおける公演(2002年)を収録。
2008年に亡くなった桃山晴衣の79年10月発表作の復刻。宮薗流の四世宮薗千寿(人間国宝)の唯一人の内弟子として修行した彼女が三味線を弾き、現代人が理解できる日本語で歌う時、その軽さは繊細でとても美しい響きとなる。「虚空の舟唄」では坂本龍一がシンセで参加している。
50年代以降、薬師寺を詣でる修学旅行生への親しみやすい法話で人気を博した僧侶、高田好胤の東京・三越百貨店での法話の数々を収録したCD。仏の教えの真髄を分かりやすく伝えている。
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日本コロムビア株式会社岳心流の宗家、二代目土田岳心による名唱集で、李白や大伴家持、柿本人麻呂などの漢詩や和歌におごそかな節をつけて詠吟している。大半の作品は尺八と筝による伴奏で吟じられるが、島崎藤村の表題作にはオーケストラを配しているので、古今の融合という趣がある。