ジャンル : 演歌・純邦楽・落語 > その他
吹奏楽ブームを背景にヒットした『吹奏楽ベスト100』に続く第2弾。サザンやユーミンほかニュー・ミュージック系のポップス編、前回収録しなかったオリジナル作品編、クラシックの編曲ものという3部構成となっている。
吹奏楽界に根強い支持を得ているシリーズの第37作目。岩井直溥の自在な指揮ぶりと東京佼成ウィンドの抜群の演奏力にスタンダード・ナンバーとリアルタイムなヒット曲を組み合わせた、話題満載の一枚だ。
大阪ゆかりの民俗音楽を巧みに取り入れ、独特の世界観を創出した大栗裕の吹奏楽作品集。彼の出世作といえる「大阪俗謡による幻想曲」をはじめ、吹奏楽の重要曲を収めている。一新した解説もよい。
東京佼成woの指揮を務めるなど日本でもおなじみの米吹奏楽界を代表する作曲家のひとり、ロバート・ジェイガーの作品集。代表作を中心に収録しており、渡邊一正と大阪市音楽団による演奏も明快で素晴らしい。
アメリカ吹奏楽界を代表する指揮者、フェネルが東京佼成wo.を指揮した“リアル・フェネル”シリーズ。東京佼成ウィンドo.の桂冠指揮者でもあるフェネルによる吹奏楽ファン待望の一枚が、HQ仕様で蘇った。
2004年に惜しくも亡くなった吹奏楽界を代表する名指揮者、フェネルの名演集。東京佼成ウィンドo.の桂冠指揮者でもあるフェネルの晩年の指揮だが、ハチャトゥリアンでは緊張感を保ち充実した演奏を繰り広げている。
92年以降、コンクール全国大会常連団体となった龍谷大学バンドの創部40周年記念盤。なんとセッション録音、オリジナル作品中心の選曲で「威風堂々」も原調アレンジという硬派な一枚。透明なハーモニーとはつらつとしたリズムなど実にクオリティの高い仕上がり。「スイ」「ラプソディア・ボレアリス」は名曲!
2009年4月の新・広島市民球場オープンにともないリニューアルした、広島東洋カープの応援歌と球場BGMを集めたアルバム。球団歌「それ行けカープ」はもちろん、新応援歌「勝利を我らに!〜Let's win!〜」も収録。
大地から湧き出るような清冽な音の流れが、我々の魂を激しく揺さぶる。 あるときは激しく、あるときは哀切に竹山の三味線はうたう。 津軽三味線に特有の即興性も奔放なようでいて、津軽の地に脈々と培われてきた伝統と端正なリズムが息づいている。 幼いときに病で失明し、貧しさの中で育ち15歳で津軽のボサマ(遊芸人)に弟子入りしてから芸を磨き、 1998年に満87歳でこの世を去るまで現役を貫いた三味線弾きだ。 その素晴らしい芸により、マスコミの絶賛を集め、本になり映画になった波乱の人生が彼の音楽からあふれ出る。 同じ曲を弾いても、彼の演奏は常に変化し新しい。 民謡ファンはもとより、すべての人々が一度聴いただけで虜になる竹山の至芸を5枚のCDに集大成した全集がリメイクされて登場。
注目は[21]収録の「火焔太鼓」で、1952年4月、61歳と油の乗り切った時期の録音。志ん生十八番中の十八番のネタだが、この音源はSPからの復刻を別にすれば最も古いもので、元気いっぱい、瑞々しい語り口だ。それ以外は66年録音の[22]収録の「佃祭」と[23]収録の「お直し」を除き、倒れる直前の61年の音源で間の取り方=押し引きの妙がたまらない。陰惨な噺を見事に笑いに転化した[21]の「黄金餅」、奇想天外な発想をそれとは感じさせない「二階ぞめき」、独特のフラが究極まで活かされた[22]の「替り目」など、全盛期の志ん生が味わえる。