音楽むすび | World Wide Pop

World Wide Pop

World Wide Pop

2017年にスーパーオーガニズムがシーンに登場すると、サイケデリックなインディー・ポップから
ファンキーな弾けるようなエレクトロニカをごちゃ混ぜにする"ポスト・エヴリシング”とでも形容すべき大胆不敵な美学が、
フランク・オーシャンやヴァンパイア・ウィークエンド、サヴェージズのジェニー・べス、ゴリラズといったアーティストから支持を集め、
あっという間に世界中の音楽ファンを魅了した。ここ日本でも5都市をめぐるツアーをソールドアウトさせ、
フジロックとサマーソニックに出演するなど絶大な人気を獲得しているスーパーオーガニズムが、
2018年のデビューアルバム以来となる待望の2ndアルバム『World Wide Pop』を7月15日にリリースすることを発表した。
また、今回のアルバム発表とあわせて新曲「Teenager」も解禁されている。

CHAIとピ・ジャ・マが参加した本楽曲は、思春期の情熱と感情を持ち続けることを称え、シニシズムを否定する。
マドンナやデュア・リパ、フランツ・フェルディナンドも手がけるトップ・プロデューサー、スチュアート・プライスをプロデューサーに迎え、
ベッドルームから生まれた楽曲がIMAXスケールのインパクトを与えるというバンドの狙いが見事に表現されている。
「Teenager」をはじめ、アルバム全体を通して、ミレニアム時代のエモーショナルなシンセサイザーと、不器用かつワイルドな奇妙さが融合され、
スーパーオーガニズム特有の遊び心を損なうことなく、表現の質感が見事にアップグレードしている。

現在はオロノ (Orono)、ハリー (Harry)、トゥーカン (Tucan)、ビー (B)、ソウル (Soul) を中心に活動している彼らだが、
今作には彼らにしか成し得ない超豪華かつ国際的なコラボレーターが多数参加。バンドの親しい友人であり、
以前ツアーも共にしたCHAIとフランスのシンガーソングライター、ピ・ジャ・マ (Pi Ja Ma)、
オロノにとって長年のアイドルだというペイヴメントのスティーヴン・マルクマス、UKのオルタナティヴ・ヒップホップ・アーティストで
ラッパーのディラン・カートリッジ、そして日本からはもう一人、以前から親交の深い星野源が参加。
星野源とスーパーオーガニズムは、星野源が2019年にリリースしたEP作品『Same Thing』の表題曲でもコラボレートしている。

巧妙さと真摯さ、SF的なバカバカしさと現実の強烈さの両面性を兼ね備えた13曲の本編から構成される『World Wide Pop』。
メンバー全員が同じ時間に同じ場所で過ごすようになる前の段階からすでに完成していたという前作とは異なり、
実際に顔を合わせて制作したことによって、メンバー同士が互いの関心と衝動をあらためて深く理解したことを示すショーケースとなっている。

スーパーオーガニズム待望の2ndアルバム『World Wide Pop』は、CD、LP、カセットテープ、デジタル/ストリーミング配信で7月15日(金)に世界同時リリース!
国内盤CDにはボーナストラックが追加収録 (後日詳細発表)され、歌詞対訳と解説書が封入される。LPフォーマットは、
ブラック・ヴァイナル仕様の通常盤とゴールド・ヴァイナル仕様の限定盤、そして日本語帯・解説書付の限定盤(ゴールド・ヴァイナル仕様)で発売され、
国内盤CDと日本語帯付限定盤LPには、オリジナルTシャツ付セットも発売される。

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