七つの詩篇
愛を編む。
詩的にも音楽的にも新たなチャレンジとなった最新作『七つの詩篇』は、『ストレンジャー・トゥ・ストレンジャー』以来、
約 7年振りとなるオリジナル・アルバムで、早くも晩年の傑作との呼び声が高い。
7つの「セグメント」に分割された 1 つの連続した作品となっており、ポール・サイモンのアコースティック・ギターとヴォーカルを中心に、
弦楽器や打楽器など追加の伴奏は最小限に抑えられた。そのためポールのヴォーカルが穏やかながらも深く染み入る、
無駄をそぎ落とした、芯のある非常に美しく詩的な歌集となった。妻であるエディ・ブリケルがハーモニーで参加。
印象的な梟のジャケットはアメリカ西部の風景を描いた‘ロッキーマウンテン派’の画家である、トーマス・モランによるものだ。
関連音楽
グレイテスト・ヒッツグレイテスト・ヒッツ
独特の詞とメロディ、リズムで、自らのアーティスト人生を綴ったベスト・アルバム。72年のソロ・デビュー・アルバムから、97年の『ザ・ケープマン』までの名曲を全19曲収録している。 2000/11/08 発売