ジ・オプティミスト
英国プログレッシヴ・ロックが21世紀を往く! アナセマの11枚目のアルバム
『ジ・オプティミスト』リリース決定! 2001年リリースのアルバム『A Fine Day To Exit』の
ジェケット写真をもとに構成され、“楽観主義者"の旅路を描くニュー・アルバムは音のロード・ムービーだ!
1990年に結成、今や英国モダン・プログレッシヴ・ロックの旗手となったアナセマ。2015年8~9月に初来日公演を行い、
光と影、ヘヴィネスとアンビエンスが交錯するステージで魅了した彼らだが3年ぶり、11作目となるスタジオ新作では、
さらに進化した音世界を創り出している。
2001年のアルバム『ア・ファイン・デイ・トゥ・エグジット』の世界観を継承する本作は、ダニエル・カヴァナー
(ギター/ピアノ/ヴォーカル/ループ)が「半・自伝的」と呼ぶものだ。バンドはその人生と想いを
“ジ・オプティミスト=楽観主義者"に投影しながら、新しい心象風景の旅へと赴く。
カリフォルニア州シルバーストランドの浜辺からサンフランシスコ、スプリングフィールドと、
景色が移り変わっていく一方で、聴く者はこのアルバムを通じて自らの内面を覗き込むことになるのだ。
“ジ・オプティミスト"の波乱に満ちた道程を彩るのがバンドの音楽だ。クールなプログラミングと熱いロックが
コントラストを成す「リーヴィング・イット・ビハインド」から始まった旅はピアノの調べからドラマチックに盛り上がる
「ジ・オプティミスト」、ミニマル・メタルと呼ぶべき「サンフランシスコ」、夢とうつつの美しい境界線を跨ぐ
「ゴースツ」などを経て、精神が拡散していく「バック・トゥ・ザ・スタート」で大団円を迎え、そして原点へと回帰していく。
モグワイやベル&セバスチャン、スーパー・ファーリー・アニマルズらを手がけたトニー・ドゥーガンをプロデューサーに起用、
アイルランドのドニゴールとスコットランドのグラスゴーでレコーディングを行ったことも、本作のサウンドにさらなる深みを
もたらしている。『ア・ファイン・デイ・トゥ・エグジット』のアートワークを担当したトラヴィス・スミスを再び起用、
彼自身がアメリカ西海岸で撮った写真を用いたジャケット/ブックレット・アートは、『ジ・オプティミスト』の
サウンドスケープをヴィジュアル化したものだ。
よりライヴに近い形でレコーディングしたというオーガニックな演奏と、よりスピリチュアルな深みに歩を進めていく楽曲が、
荘厳なまでの昂ぶりを生み出す。常に前進していく真のプログレッシヴ・ミュージックは、楽観主義の彩りと悲観主義の翳りを
兼ね備えている。【日本語解説書封入】
【メンバー】
リー・ダグラス(ヴォーカル)
ジェイミー・カヴァナー(ベース)
ダニエル・カルドーゾ(ドラムス)
ジョン・ダグラス(ドラムス/プログラミング/キーボード)
ヴィンセント・カヴァナー(ヴォーカル/プログラミング/キーボード/ギター/ベース)
ダニエル・カヴァナー(ギター/ベース/キーボード/ヴォーカル)