Did I make it?
CANTAの3年振りオリジナル・フルアルバムが完成。CANTAならではの骨太なROCKを継承しつつゴスペルやUK、
トラディショナル・フォークといった様々な要素を採り入れた意欲作。
激しさと抒情性の双方が深化することで、さらに魅力を高めた最新形のCANTAを体感せよ。
2016年11月発売の「LOVE FIXXXER」以来3年振りとなるオリジナル・フルアルバム。
アルバム名の「Did I make it?」は「間に合った?」の意味で、制作が大幅に遅れ、心配になった気持ちをストレートに表現したタイトルが付けられた。
作曲に半年、作詞に1年以上の歳月を費やし、才能の限界まで挑戦した力作。ギターサウンド中心の楽曲はよりギターを際立たせ、
バラードタイプの楽曲ではエレクトリック・ギターを入れないものがあったり、アコースティック・ギターのスリーフィンガー奏法を駆使したものもあり、
楽曲のヴァラエティさはいつものことながら、それらをより際立たせる工夫が随所に見られるのが今作の特徴だ。
それでいて、一貫して骨太のROCKを感じさせる辺りは、さすがは30年以上もの長きに渡り、ROCKとともに歩んできたミュージシャンであると感心させられる。
1年以上掛けたという歌詞も、持ち前の独創性が聴き手の胸の奥深くを優しく撫で、他では聞けないような言葉で心の横っ面を張る。
メンバー全員が50歳を越えてなお瑞々しさを失わない奇跡のバンド・サウンドは必聴だ。
【メンバー】
ルーク篁 (ヴォーカル/ギター)
雷電湯澤(ドラムス)
MASAKI(ベース)
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