音楽むすび | ザ・グレイト・ウォー

ザ・グレイト・ウォー

ザ・グレイト・ウォー

新ギタリスト、トミー・ヨハンソンを迎えた新生サバトンの第一弾アルバムが堂々完成!
第一次世界大戦(1914〜1918)を舞台に、サバトンの新たなる戦記が綴られ、ヘヴィ・メタルの戦火が世界に上がる!
通常盤の他、『ザ・グレイト・ウォー』楽曲にナレーションを追加したヒストリー・エディションCDを付属した初回限定盤も発売。

ヘヴィネスとメロディを兼ね備えたメタル・サウンドとダイナミックなライヴ・パフォーマンス、そして歴史上の戦争を題材にした歌詞で世界を蹂躙してきたサバトン。
ヨーロッパ戦線では絶大な人気を誇り、母国スウェーデンでは自らの名を冠した“サバトン・オープン・エア”フェスティバルや“サバトン・クルーズ”船上ライヴで
不動のヘッドライナーを務めてきた。2012年、“ポーランド・ウッドストック”フェスでは50万人という空前の大観衆を前に、そのステージを披露している。

日本においても2015年・2017年にLOUD PARKに出場。2018年にはアモン・アマースとのダブル・ヘッドライナー・ツアー、BABYMETALとの“Dark Night Carnival”に出演、
メタル・コミュニティに一大センセーションを巻き起こした。前作『ザ・ラスト・スタンド』(2016)に西郷隆盛の最後の戦いを描いた「Shiroyama」を
収録して話題を呼んだことも記憶に新しい。

その20年にわたる闘いの軌跡の集大成といえるのが、『ザ・グレイト・ウォー』だ。
バンドのフロントマンでヴォーカリストのヨアキム・ブロデーンは本作についてこう語っている。「100%のピュア・サバトン。
最高級のサバトン流ヘヴィ・メタルだ。ただ、幾つかのヒネリを加えて、リスナーを驚かせるだろう」
ベーシストのパル・スンドストロムは本作について[情け容赦ない戦争の暴虐と勇敢な自己犠牲の精神のコントラストが描かれている」と描写しており、
サバトン史上最大のクライマックスが我々を待ち受けていることを約束している。

本作では新加入のギタリスト、トミー・ヨハンソンが参加。既に日本でのライヴでそのテクニカルかつメロディアスなギター・プレイを披露、
ステージ上でのヨアキムとのコントで日本のファンから“愛されキャラ”として認知されているトミーだが、本作でいよいよ牙を露わにする。

撃墜王マンフレート・フォン・リヒトホーフェンを描いた「レッド・バロン」、70万人の死傷者を出したヴェルダンの戦いを主題とする「フィールズ・オブ・ヴェルダン」など、
起伏に富んだ展開で魅了する『ザ・グレイト・ウォー』は、2019年のメタル・ワールドに打ち込まれる最重量の鋼鉄の楔(くさび)だ。

世界最大級のメタル・フェスであるドイツ“ヴァッケン・オープン・エア”では20周年記念ライヴを行い、“ザ・グレイト・ツアー”と名付けた
大規模のワールド・ツアーを行う彼らにとって、このアルバムは進軍のファンファーレとなる。

通常盤の他、各曲の題材となった歴史的事件や人物についてのナレーションを加えた“ヒストリー・エディション”を付属した初回限定盤2枚組CDも同時リリースとなる。

戦車や飛行機など最新兵器の導入、兵士たちの心を蝕んだ苛酷な塹壕戦など、第一次世界大戦は多くのドラマを生んできた。
レマルクの小説『西部戦線異状なし』(1929)やスタンリー・キューブリック監督の映画『突撃』(1957)など、“偉大なる戦争”は数々の作品にインスピレーションを与えている。
サバトンの『ザ・グレイト・ウォー』は、そんな名作の系譜に名を連ねることになるだろう。

【メンバー】
ヨアキム・ブロデーン (ヴォーカル/キーボード)
パル・スンドストロム (ベース)
クリス・ローランド (ギター)
トミー・ヨハンソン (ギター)
ハネス・ヴァン・ダール (ドラムス)

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