音楽むすび | ブラック・メタル

ブラック・メタル

ブラック・メタル

北欧スウェーデンのヴィンテージ&ドゥーム・ロックを代表するウィッチクラフトが踏み込んでいくサイケ・フォークの暗い森。
マグナス・ペランダーの 異形の才気が迸る、禁断の扉を開いた6thアルバム。

2000年、スウェーデンのエレブルーで結成。
“ペンタグラムのボビー・リーブリングと13thフロアー・エレヴェイターズのロッキー・エリクソンか ら啓示を受けた”というヴィンテージなドゥーム・ロックがカルト的な支持を集め、カテドラルのリー・ドリアンが主宰する“ライズ・アバヴ・レコー ズ”からデビュー。
2008年2月に行われた来日公演は今や伝説となっている。

世界最大のメタル・レーベル“ニュークリア・ブラスト”に移籍して第3作、通算6作目となる本作『ブラック・メタル』では、過去作でのハー ド志向のロック・サウンドと一線を画し、マグナスのアコースティック・ギター弾き語りを軸としたサイケ・フォーク路線を追求。
スウェーデンの 1960年代から続く豊潤なアンダーグラウンド・サイケ・フォークの伝統を受け継ぎながら、2020年の世界に解き放つのが本作だ。

タイトルに対して、いわゆるブラック・メタル・サウンドではなく、ヴェノムの同題アルバムともまったく異なったアプローチを取っており、聴く者の 既成概念を足下から崩す不安定感が効果を出している。
ニック・ドレイクからチャールズ・マンソンまで幅広いアーティストを彷彿とさせる ニューロティックな表現は、混迷の現代のサウンドトラックだ。

もちろんウィッチクラフトの過去作品で培われてきたプログレッシヴでサイケデリックなサウンドとメロディは健在。
全7曲、深みをたたえた音 楽性は初期からのファンも納得、新しいリスナーも引き込んでいくマジックを持っている。

暗い森へと我々を導いていく、ウィッチクラフトの新たなる世界。
あなたには、一歩踏み出す覚悟があるか︖

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