音楽むすび | トレイシー・ネルソン

トレイシー・ネルソン

トレイシー・ネルソン

伝説のグループ、マザー・アースのリード・ヴォーカリストとして
ベイ・エリアのシーンで活躍したブルージーな魅力あふれる女性ヴォーカリスト、トレイシー・ネルソンのソロ・アルバム。
1974年作品

英国の信頼厚い音楽誌MOJOで「埋もれていた宝物」として紹介され、
エリック・カズやビル・ウィザーズの名曲のカヴァーをはじめとする全10曲を
、繊細かつ力強い魅力的なヴォーカルで綴った、「名盤」と呼ばれるにふさわしい佳作。

プロデュース: ボブ・ジョンソン

参加ミュージシャン:
レジー・ヤング、マック・ゲイデン、ロン・コーネリアス(ギター)レオン・ペンダーヴィス
、ボビー・エモンズ、ボビー・ウッズ(キーボード)トミー・コグビル(ベース)ケニー・マローン(ドラムス)
アラン・トゥーサン(ホーン・アレンジ)リンダ・ロンシュタット、
ウィリー・ネルソン、メリー・クレイトンほか(バック・ヴォーカル)

*トレイシー・ネルソンは、まずサンフランシスコをベースとしたマザー・アースに在籍した。
マザー・アースとしては7枚のアルバムを発表後、彼女はナッシュヴィルに移り、
アトランティックからこのアルバムを発表したが、残念ながら広く一般にまで紹介されることはなかった。
トレイシー本人は、本アルバムを振り返り、「素晴らしい出来だけど、これも誰にも買ってもらえなかった1枚ね」と表している。
その後1980年までの間に、MCA、フライング・フィッシュなどのレーベルで優れた作品を発表していたが、それ以降93年までは、所属レーベルがなかった。
最近ラウンダーから久しぶりのアルバム「SING IT!」をリリースし、
1999年グラミー賞の最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバムにノミネートされるという快挙を果たしている。
最新作は2013年発表のアルバム『ヴィクティム・オブ・ザ・ブルース』。

*10曲目はウィリー・ネルソンとのデュエットで、リンダ・ロンシュタットがハーモニーをつけているが、この曲は、74年のグラミー賞カントリー部門にノミネートされた。

<収録内容>
1.スロウ・フォール
02.ラヴ・ハズ・ノー・プライド(愛は惜しみなく)
03.ホールド・アン・オールド・フレンズ・ハンド
04.ロック・ミー・イン・ユア・クレイドル
05.ラフ&トレイン
06.アフター・ザ・ファイアー・イズ・ゴーン
07.リーン・オン・ミー
08.アイ・ウィッシュ・サムワン・ウッド・ケアー
09.レイ・ミー・ダウン・イージー
10.ダウン・ソー・ロウ

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