ストレンジャーズ
FUJIROCK FESTIVAL2017出演、異例の経歴が話題となった英ブリストル出身の5ピース・バンド
イギリスはブリストルで結成された5ピース・バンド。
カナダのコミック作品「スコット・ピルグリムVS. The World」に登場する女性キャラクターから
命名されたというそのバンド・ネームから、一筋縄ではいかない彼らの立ち位置、バンドの在り方というものが窺い知れる。
2014年リリースのデビュー作『Dismantle And rebuild』が高い評価をうけたことでStereophonicsのツアーに参加。
16年に2作目となる『Part Time Spies』を発表。Reeperbahn FestivalやParklands Festival、Boardmasters Festival、
Lounge On The Farm Music Festivalなど、様々なビッグフェスに出演。
2017年に、FUJI ROCK FESTIVAL 2017に初参戦。同年12月には東京・原宿アストロホールにて来日公演を行った。
彼らの音楽性はまさにジャンルレス、ボーダーレスで、UKロックをベースにしながらも、インディ、
ニューウェイヴ・テイストを自由自在に操り、UKならではの憂いのある耽美なダンス・ロックを奏でたと思いきや、
70年後半〜80年代のニュー・ロマンティックの流れを汲んだエレクトロ・ポップまで網羅するなどその器用さとポップネスは目を見張るものがある。
幅広い音楽性と、極めて現代的なフォーマットをベースに併せ持つ、ロック・バンドである。
また、ギターのサム・ジェームスは掃除機を代表するプロダクトで有名な、イギリスに本拠地を構える電気機器メーカー、
ダイソンの創業者ジェームス・ダイソンの息子であるという一風変わった経歴の持ち主。