サムシング・ワイルド
北欧出身のメロディック・デス・バンドの1st。キーボードを導入したプログレ+スラッシュといった感じの音作りは意外や噛み合わせも良く、トータル的要素が強い分、聴きやすい内容に。適度にデスっぽいぐらいなら、と思える人は一聴の価値は有り。
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北欧出身メロディック・デスのセカンド作。叙情的メロディとスピーディな曲構成はアイアン・メイデン+イングヴェイ・マルムスティーン的な印象を受ける。VOは、そうヴェノムだろうか。静と動とのコントラストも絶妙で、それが彼らならではの瞬間芸だ。 1999/04/21 発売
ブラック・メタル版アイアン・メイデンとでもいったフィンランド出身の彼らのイン・ジャパン・ライヴ作。壮絶なリフの応酬と不釣り合いなデス声が圧巻だ。しかし、それにも増して観客の怒涛のごとくの歓声がすごい。そのノリを収めたこれはドキュメントだね。 1999/11/21 発売
来日公演も好評だったフィンランドのブラック・メタル・バンドのサード・アルバム。スピーディな曲展開の合間に、見事に切り込んでくるネオ・クラシカル・ギターとキーボードが印象的だ。 2000/12/20 発売
様式美を追求した曲構成で来日公演が大好評を博した、フィンランドのテクニカル・ブラック・メタル・バンド。ライヴを含む4枚のアルバムから選曲された最高のべスト・アルバムが、ついに登場! 2003/09/03 発売
フィンランド出身のメロディック・ヘヴィ・メタル・バンドのミニ・アルバム。新曲2曲に加え、アリス・クーパー、アンドリューWKのカヴァーを収録した1枚。エンハンストで映像も楽しめる。 2004/09/22 発売
ヘヴィ・メタル・シーンを牽引する、チルドレン・オブ・ボドムの約2年半ぶりのアルバム。プロデューサーには前作同様、ミッコ・カルミラを起用。ヘヴィでブルータルでありながらメロディアスなサウンドを展開している。 2008/04/09 発売
フィンランドのブルータル・メタルの雄、チルドレン・オブ・ボドムのカヴァー・アルバム。メタル・バンドばかりかと思いきや、ブリトニー・スピアーズなどのカヴァーもあり、じつに興味深い選曲となっている。 2009/09/09 発売
極上のメロディの数々、高速ギター・ソロ、ヘヴィなグルーヴ。 アレキシ・ライホ率いるチルドレン・オブ・ボドム10枚目のアルバム『ヘックスド』には、彼らのすべてが詰まっている。 新旧ファンどちらも納得させる新たなる傑作がここに誕生した。 フィンランドが生んだギターヒーロー、アレキシ・ライホ率いるチルドレン・オブ・ボドムについて、多くの説明は必要ないだろう。 その結成は、93年にまでさかのぼる。97年にデビュー・アルバム『Something Wild』がリリースされると、世界中のメタル・ファンへが、 彼らの名を口にするようになる。強烈な速弾きギター、そして卓越したメロディ・センスという、およそデス・メタルらしからぬ武器を手にした彼らは、 エクストリーム・メタルに革命をもたらしたと言っても過言ではない。『Hatebreeder』(99年)、『Follow the Reaper』(00年)、 そしてDeath 'n' roll 路線も見据えた03年の『Hate Crew Deathroll』といったアルバムを、メロディック・デス・メタルというジャンルの 頂点とみなす人も少なくないだろう。そしてこの度、前作『I Worship Chaos』から約3年ぶり、10枚目となるニュー・アルバム、『ヘックスド』が 発売となる。「前よりもキャッチーになってるって言われるんだ。確かにパっと聴いた感じはとっつきやすいかもしれないけど、 よく聴くとクレイジーなパートもあるよ」とアレキシが語るとおり、キラーチューンであふれる本作は、聴きやすさと音楽的クオリティを両立させた 傑作に仕上がっている。つまりはいつも通りのチルボド、彼らのファンならば、ガッカリすることなどありえない作品ということだ。 アレキシのギター、そしてヤンネのキーボードが紡ぎ出す極上のメロディの数々、高速ギター・ソロ、そして21世紀以降の彼らが果敢に取り入れてきた グルーヴ。チルドレン・オブ・ボドムのすべてが、このアルバムに詰まっている。冒頭の「ディス・ロード」こそ、 彼らのオープニング・ナンバーとしては少々異色だが、それ以降はいつものチルドレン・オブ・ボドム節全開。 「70年代のプログレと80年代のポップ・メタルの要素をあわせ持つ」という「アンダー・グラス・アンド・クローヴァー」。 ゴシック的な不気味な要素も持ちながらも、「サビは80年代のオジー・オズボーンの曲」みたいな「ヘカテズ・ナイトメア」。 「もっと注目を浴びてしかるべき曲」として、04年のEP『Trashed, Lost and Strungout』収録の「ナックルダスター」が再録されているのも興味深い。 音楽的に高度でありながら、聴き手を拒絶することがないハイクオリティなナンバーの数々には、アレキシのザ・ローカル・バンド (80年代ハードロックのカバー・バンドで)における活動も影響していることだろう。 全体的に、ヤンネのキーボードのアレンジメントに変化が見られる点もポイントだ。 また本作は、セカンド・ギタリスト、ダニエル・フレイベルグの初参加作品でもある。 ミックスを手掛けたのは、お馴染みミッコ・カーミラ。98年のシングル『Downfall』から20年に渡り、チルボド作品を手掛けてきたミッコであるから、 バンドとは以心伝心。当然最高の音質に仕上がっていることは言うまでもない。 「メロデス・ロックンロール・ランページ」という形容がピッタリの『ヘックスド』。チルドレン・オブ・ボドム、待望の新作は、 往年のチルボド・ファン、新しいファン、どちらも納得させる強力な作品である。 【メンバー】 アレキシ・ライホ (ヴォーカル、ギター) ヤンネ・ウィルマン (キーボード) ヘンカ・ブラックスミス (ベース) ヤスカ・ラーチカイネン (ドラムス) ダニエル・フレイベルグ (ギター) 2019/03/08 発売