発売元 : エムズスピリット株式会社
アニメ『幽☆遊☆白書』絡みの4、6、8、9曲目のほか、代表曲をアコースティック・ヴァージョンでリメイクした初めてのベスト盤。本人が選曲、プロデュースからエンジニアリングまで手掛けたこだわりのアルバムだが、曲によっては小編成ゆえの限界を感じてしまうかも。
ほどよくハスキーで妖艶な歌声に、切なさと色気を含んだ表現力。年輪ある練れた雰囲気のある彼女だが、これがまだ16歳のアーティストだと思うと驚きを隠せない。このミニ・アルバムの楽曲は歌声を活かすべくシンプルで落ち着きが感じられ、前途有望な彼女の存在感をひしと感じる作品に仕上がっている。
のっけからハッとするセカンド・アルバムである。福岡出身の女性シンガーが新旧合わせて約80曲の自作曲の中から選び抜いたという11曲は、独特の日本語感覚で綴られた短編小説とも言え、光と陰のあるロック・フィーリングと結びついて彼女だけの世界を構築する。
数々のオーディションを経てCMソングやユニットで活躍、2003年よりソロ活動する愛媛県出身の女性シンガーによる初のミニ・アルバム。全曲作詞を手がけ、幅広い音域で安定感のあるヴォーカルによって力強くも内省的な世界観を表現しきっている。
やうこは97年にデビューし、英国、ベトナム、韓国などでもライヴを行なってきたシンガー・ソングライター。このシングルでは、ピアノ、ギターに三線、笛、笙などを交えたマジカル・オリエンタル・ビートにのせて、アジアの人たちとの連帯を歌い上げている。
フラスコのヴォーカルで小室哲哉と150万人動員のフランス・ライヴの経験を持つ、やうこのデビュー・アルバム。国際派の彼女だけに独特のヴォーカルとコケティッシュなルックス、そして和風、クラシック、パンクなど幅広いサウンドはユニーク。夢心地にさせてくれる。