発売元 : オール・クリエイティヴ・エンタテインメント
no controlno control
中央線沿線を中心に活動を展開する4人組女性バンドの結成11年目にして初のフル・アルバム。荒々しいガレージ・サウンドに、3曲目「不倫は文化だョ!」に代表される独自の日本語詞がプラスされた楽曲は唯一無比。“東京ガレージ・シーン最後の大物”との呼び名はダテじゃない。
ラヴレバーラヴレバー
60年代のロックンロール、ポップス、ソウル・ミュージックなどをルーツに持つ神戸発ガールズ・バンドのサード・アルバム。ナチュラルなオルタナ感が交じり合うことで、2010年代のポップ・ミュージックとしてきちんと成立。質の高いソングライティング〜ラフ&キュートなバンド・サウンドの対比が楽しい。
恋と愛と恋愛について恋と愛と恋愛について
黛ジュンやエミー・ジャクソンなど、60'sの和製ポップスを彷彿とさせる男女二人組、サロメの唇の2作目。GS歌謡、キャバレー歌謡的な作風は何といっても下世話さが魅力。橘京子のヴォーカルも壺にはまっていて、渚ようこあたりが好きな向きには絶対のお薦めだ。★
On a Voyage〜旅の途中〜On a Voyage〜旅の途中〜
GSを今の感覚で再生するような99年結成の京都のトリオ・バンドによる5作目。ゴールデン・カップスの「銀色のグラス」や松平ケメ子の「私がケメ子よ」のカヴァーもハマる、昭和歌謡ポップス風の日本語の歌で引っ張っていく一方、音的にはブリティッシュ・ビートのモダンな解釈みたいで、地に足の着いたサウンドに好感をもつ。