2010年5月5日発売
時代の波に押され、姿を消す旅客機、ボーイング747の離着陸音、アナウンスなどを収録。離着陸音も747-200と747-400を用意。操縦席のヴォイス・レコーディングのみが収録されたディスク2は圧巻。ヴォイス・レコーディングにロマンを見出せる人こそ真のロマンティストだと思う。
作詞家・松井五郎がプロデュースする銀河朗読団によるポエトリー・ミュージックの第5弾。音楽と朗読劇が一体となったそのスタイルは、ラジオ・ドラマのようでどこか懐かしい。生きることの意味を問う真摯なテーマも最初はくすぐったいが、聴き進むうちに快感に。
60年代のヒット曲をディスコ・サウンドに乗せてノン・ストップでパロディ風にカヴァーし80年代空前のヒットとなった“スターズ・オン・45”シリーズ。その13枚のシングルをすべて収録した決定版。クリソツなビートルズ、アバ、ストーンズ、スティーヴィーなど、再び爆笑の渦に包まれ、懐かしくて涙。★
インディーズ時代の2003年に“SUMMER SONIC”に出演し、2004年にメジャー・デビューした3ピース・バンドが放つ三部作最終作。疾走感あふれる「Beat」、心にしみるバラード「体感幸福論」を含め、個々の自由度とバンド感が融合したサウンド、インパクトのあるメロディとヴォーカルに耳を奪われる。
叙情派フォークの牽引役、NSPの佳曲が並ぶ2枚組全32曲。古き良き日本の自然に溶け込んだような詞とメロディが、昨今の薄っぺらな喧騒のなかで忘れ去られつつある原風景をクッキリと浮かび上がらせる。80年8月2日の、これも今はなき東京・田園コロシアムでのライヴから3曲収録。
佐賀出身のシンガー・ソングライター、池田マッコイの3枚目。10年在住しているという天草で地元ミュージシャンと作り上げた作品。録音も地元のライヴ・ハウス。いい意味で70年代の日本のフォーク・ロックを感じさせる。ブルース〜R&Bに根ざした漢(おとこ)の歌。