発売元 : スイングブロス
癒しジャズ〜ショパン癒しジャズ〜ショパン
2010年はショパン生誕200年で多くの記念作品が出ているが、これはジャズからの一枚。クラシックのジャズ化ではもはや第一人者のレイ・ケネディの作品。深津純子(fl)が9曲で起用され、よりメロディに寛ぎや親しみやすさが増している。タイトルに“癒し”、なるほど成功しているなーと思う。
癒し ジャズ〜Healing Jazz癒し ジャズ〜Healing Jazz
真正面からBGM的な心地よさを目指した、ヒネリなしだが凝ったコンピ。クルマや騒がしい場所には向かないほど、選曲・演奏ともども、ごく柔らかな音楽がずらりと並ぶ。「ホワッツ・ニュー」「ドリーム」「恋に落ちた時」のコルネットの音を聴けば、作り手の意図が即座に諒解できるだろう。上質のまったり感。
クラシック・イン・ジャズ:ベストクラシック・イン・ジャズ:ベスト
モーツァルトをジャズで演奏して以来、クラシックをジャズにアレンジした作品を発表し続けているレイ・ケネディ。今作はそのベスト盤。日本人なら誰でも耳馴染みのある名曲ばかりを、軽妙に楽しく、原曲の持ち味を損なわずにジャズ化している。
シリーズ::ベートーヴェン・イン・ジャズシリーズ::ベートーヴェン・イン・ジャズ
これぞベートーヴェンという素材でジャズ。どちらのファンをもマジかよと言わしめそうな合体企画だが、旋律、和声、リズムを巧みに変容させ、原曲の固さ重さを取り除いて、たとえばラテンノリの運命、ニヤリされど別もののエンタテインメントに仕立て上げている。
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