発売元 : ビクターエンタテインメント株式会社
今年はガーシュウィンの生誕100年。これはその記念イベントの一つとして1月に行なわれたコンサートのライヴ録音だ。クラシックとポップスの境界を超えたユニークな活動をする羽田だが、ガーシュウィンはその先駆け。彼に憧れる羽田の熱演を堪能。
保育園や幼稚園でのお遊戯の時間に使える歌を集めている。振り付けを図解したブックレット付きだ。子供たちが一緒に“バイバイバイ”“パクパクパクチーン”“ブンブンブン”などと歌いながら踊れる曲を多く収録。運動場での野外劇や組立体操用もある。
ウィリアム・L.ギロックという音楽教育界に影響を与えた作曲家、彼のビギナーのためのピアノ小曲集だ。彼の理念がノーツに書かれているが、それはピアノだけでなく音楽全般に通じるもので、どんな立派な音楽家の言葉より信憑性があり、溜飲を下げるものだ。
マンドリン奏者が正式加入し、新編成となって初のアルバム。のびやかなワルツの(2)、素朴で温かみのある(3)、歯切れのいいリズム・アレンジが心地よい(6)など、伝統を感じさせると同時に若々しいアイリッシュ音楽を聴かせる。インストもポップな感覚あり。
平沢進の曲を歌う(1)のなんと感動的なことか。それだけじゃない。作詞をみやむー自ら手がけた(2)のアンニュイな雰囲気や(3)のブッ飛び具合、オーケン詞による(6)の不可解さも文句なし。タダ者ではないと思っていたが、さすがに“みやむー魂”は奥深い。★
音楽だけに留まらないアート集団である彼らのライヴ・アルバム。ギタリストでありサウンドの要だったメンバーJAKE脱退前夜のNHKホールのライヴを収録したもので、第1期の集大成とも言えそうな内容。ビデオも同時発売だが曲数と収録曲が一部違う。
スタークラブのHIKAGEとNAKAZを中心に、92年に期間限定で活躍したアナーキー・イン・ザ・ジャップが復活。それぞれのキャリアの原点にある“パンクの初期衝動”をわかりやすい形で再現し、シングアウトできるポップなメロディが特徴。
相変わらず艶めかしい歌声を聴かせてくれる人です。プロデューサーにKim Bulladを迎え制作した本作は、アンの持ち味である縦ノリ・ロックを、無理やり横ノリ・グルーヴに変えて録音した、お洒落な匂いと危険な香りを同時に漂わせた内容になっている。
あまり聞き覚えのないバンドだが、このミニ・アルバムを聴くかぎり、その実力は侮りがたし。ファンキーなギターにグルーヴ感あふれるリズム隊、そして時にはぶっきらぼうに時にはやさしく変化するヴォーカル…。この4人が醸し出す空気は超ヤバい。