音楽むすび | 発売元 : ベルウッド・レコード株式会社

日本フォーク史に残る最大級のフェスティヴァルより、70年の第2回目を収めた2枚組。高田渡からはっぴいえんどまで、時代を反映した名演が満載だ。ベルウッドレコーズ30周年記念企画。

2万5千人の観客を動員した71年のフォーク・フェスを収録。吉田拓郎「人間なんて」、あがた森魚「赤色エレジー」、遠藤賢司「カレーライス」ほか、多数の名曲に彩られた貴重な記録だ。

このアルバムは76年11月、フォーク・ソングの代表レーベルだったベルウッド・レーベルからリリースされた佐藤博の『青空』の復刻盤だ。参加ミュージシャンは細野晴臣、坂本龍一、斉藤ノブ、吉田健といった面々だ。単なるノスタルジーではない力強さがある。

楽曲が進むにつれ激しいグルーヴがさらに昂ってゆく。メロディック性を絶対的な武器とした、和製ミクスチャー・バンドのeverset。各音がエッジ鋭い存在感を放っているにも関わらず、強固な一体感を描き出してる点には感服だ。熱い音のウネリに大興奮。

83年生まれのシンガー・ソングライターの初音源。ジャズを基本したサウンドと軽やかに飛び跳ねるメロディが心地よい空気をつくりだす「トゲと花」、アコースティックにアレンジされた「テネシーワルツ」のカヴァー、ボサ・ノヴァ系ポップ「虹色の風」の3曲を収録。