発売元 : 株式会社ウェブクウ
湯原温泉は岡山県北部にある美作三湯のうちのひとつ。本作はウェブクウに移籍後改名した柳柴帆がリリースした「湯原有情」に、新作「未練酒場」を加えての再プロモーション作。しっとりと情緒ゆたかに歌い上げる楽曲はご当地ソングとして聴きつがれていくことだろう。
二代目リーダーである森聖二の亡き後、ロス・インディオスのサイド・ヴォーカルである永山こうじが加入した新生ロス・プリモスのアルバム。これでオリジナル・メンバーは大川公生だけになってしまった。新曲の「忘れたくないの」と「燃えてラヴ・ユー」は気合が入っている。特に後者からは、“ムード歌謡は死なず”という気概を感じる。
まったく趣の異なる自作の2曲をカップリングしたシングルで、両A面にふさわしい出来映えだ。「箱根塔之沢」は島崎藤村の小説『春』の舞台にもなっている箱根塔之沢で逢えぬ人に想いを寄せる本格的な演歌。対する「夢を下さい」は往年のアイドル歌謡的な作品で、彼女自身の歌声も若やいで聴こえる。
ヒット曲「マザー〜おかん〜」に続くシングル。タイトルの“ポゴシッポ”は韓国語で“逢いたいよ”の意味で、ひとり異国の地で生きる女性の想いを歌っている。内山田洋とクールファイブの元ヴォーカルでも知られる彼の落ち着いた声が、その世界観を温かく包み込み、センチメンタルに彩っている。
バークリー音楽大学生、絵美衣のデビュー・シングル。のびやかで純白な無垢の色のついていないヴォーカルはデビュー当時のYUIを彷彿とさせる。バッキングは日本人だが、アメリカン・ポップスのバックグラウンドを思わせる軽快さがあり、爽やかな風を感じる演奏だ。
歌謡曲系の歌手&俳優であるたくみ稜が、育ての母に捧げる自伝的な歌詞のタイトル曲「マザー〜おかん〜」では感謝の気持ちをうたっている。これの合唱曲とインスト曲ヴァージョンまでも収録している。石原裕次郎を思わせる裕ちゃんをうたう「男のレター」など、ムード歌謡といった感じだ。
女性シンガーのセカンド・ミニ・アルバム。ポジティヴ・シンキングが身上の彼女らしい、幸福感に満ちたハートウォーミングな作品に仕上がっている。「Children of the world」は、ポップ・チューンにラップとクラシカルなカノンのリフをドッキングさせたユニークな作品。