発売元 : 株式会社トラクターエンターテインメント
生蝉 LIVE!2006生蝉 LIVE!2006
クラリネット奏者の大熊ワタル(亘)が、94年に結成したグループによるアグレッシヴなアンサンブルは、郷愁と摩訶不思議な愛嬌をもったコミカルさをも内包している。そんな彼らにとって初のライヴ・アルバム。変則リズムから中近東風な匂いまで発散する。
嘘の国嘘の国
キラ星のごとく存在する3ピース・バンドの中で異彩を放っている彼らのデビュー・ミニ・アルバム。爆音でありながら繊細な表情を見せるギターと、リズム隊が生み出すダイナミックなグルーヴ。サイケで深く重いサウンドはきっとクセになる。
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ニューヨーク/東京でのライヴ音源に、スタジオ録音の新曲(6)(11)を加えた変則盤。ここ数作で顕著なミニマル化はステージ上でも同様だが、ウェットなギター・ノイズによる酩酊サイケ・サウンドに、気が緩まぬ程度の柔らかみが加味されている点が新生dipゆえ。
ゴースト・サーカスゴースト・サーカス
大熊ワタルのクラリネットを中心にしたブラス・アンサンブルとチェロ、ヴァイオリン、ギター、ドラムが奏でる自由と祝祭のためのインスト・ミュージック。そんなシカラムータのサード・アルバム。闘争感を秘めつつも意外に清楚な演奏だがライヴでは大暴れの予感。
Close to the RH 嬉嬉Close to the RH 嬉嬉
いきなりのクラフトワーク(1)は急行っていうより暴走列車。2001年に東京、大阪で行なわれたライヴをリミックスした本作は、ナンセンスなギャグと暴力が充満している。ラストの“大ネタ”イエスの『危機』(!)といい、つくづく先の読めない魅力にあふれたユニットですな。
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