発売元 : 株式会社プライエイド・レコーズ
詩人とピアニストの父子によるコラボレーション。詩は本来、音読されるものだから、音楽とは昔から親密な関係にある。父の枯れた味と息子のリリカルなピアノが、存在するはずのない“映像”を聴き手の眼前に生じさせる。シンプルな“音”の魔力を堪能。
日本のヒップホップを切り開いてきた名物レーベルが、過去5年間にわたるベスト・トラックを集めたコンピ盤をリリース。ZEEBRAを始め、オジロザウルスやソウル・スクリームなど、ヒットシングルがズラッと並んだ“使える”一枚だ。
かの香織のセルフ・ユニット、コキュウのセカンド・プロジェクト。表題曲を、女性ヴォーカル、ボーイ・ソプラノ2ヴァージョン、インストの4ヴァージョンで収録。クラシックを基調にした、穏やかで神聖なサウンドを演出する共同プロデュースは大庭良治。
千葉テレビ『Let It Beat Japan』のテーマ・ソングの(2)や話題曲の(1)のリマスターを含む5曲入りミニ・アルバム。魂の底から温められるような優しさの残るサウンドと、ハスキーな声が魅力的。笹路正徳との共同プロデュース作品。
元ヴィーナス・ペーターの沖野俊太郎との共作曲をはじめ、自らのミュージシャンシップをもう一度確かめるような意気込みを感じるアルバム。プロデュース・ワークにも、ここを再出発点とする意志が満ちている。次作はファンが腰抜かすようなものを期待。
前作より1年半ぶりの本作でも、やしきたかじんの「歌ではめちゃくちゃ男前」な世界は変わっていない。アルコールの香りが感じられる詞曲の大人っぽさに、歌を引き立てるプロフェッショナルなアレンジ。「日本のオトナ」のためのポップス。
ジャケットからアンビエントを想像したが、違った。ペルーのフォルクローレで用いられる木笛の楽器を用いたインストで、素朴なメロディが控えめなアコースティック・サウンドに溶け込む。技術を誇る演奏ではない。朴訥としたいい味のある音楽だ。
現CRAZEのヴォーカル、藤崎賢一が在籍していたJusty Nasty。彼らの1st&2ndアルバムが、2枚組アルバムとなって再発売。今のヴィジュアル系ロックの元祖ともいえる彼ら。疾走感のあるビートと歌謡曲風の歌メロは、今聴いても心地よく聴こえます。
現CRAZEのヴォーカリスト・藤崎賢一、布袋寅泰バンドのギタリスト・辻剛らが在籍した伝説のバンドの中期2作が2in1のCDで登場。今聴くととてもシンプルで、特に辻が縦横無尽に弾きまくるギターが魅力的。派手ではなかったが、忘れ難いバンド。