発売元 : 株式会社ポリスター
スタンダード曲や「涙そうそう」をベースにした「カ・ノホナ・ピリ・カイ」などのカヴァーにオリジナル曲を追加した、癒しの作品。暑い夜、涼風のように流れるウィスパー・ヴォイスへ耳を傾け過ごすのもいいかも、と思わせる。短い夏の夜の切なさを感じる歌声は、どこまでもナチュラル。
DASEINでデビュー後、R*A*PやRIDER CHIPSなどでも活動してきたシンガー・ソングライターによる第1弾ソロ作品で、定評のある歌唱で叙情的に聴かせる逸品。「ヤサシイウソ」は、自身も参加するChrome Shelledが手掛けたアニメ『鋼殻のレギオス』のエンディング曲の新録版。
DASEINやR*A*Pでの活躍を経て常に進化し続けてきたRickyの初ソロ・シングル。人は誰もが小さく弱い存在だが、互いに存在を確認し励ましあうことで生かされると綴った、真摯なメッセージ・ソングだ。
湘南生まれの家族4人ユニット、ハル&チッチ歌族のシングル。“おそば”を題材に、食を通じて“人との触れ合い、コミュニケーションのあり方”を問いかけるキャッチーなナンバーだ。
大馬鹿パワー(by車谷浩司)ハイ・テンションな前作から一転、静かなトーンによる内省的なアルバムに仕上がっている。しかし車谷によれば、今作の雰囲気のほうが普段の自分に近いんだとか。そして、少ない音数によるフリー・フォームな楽曲が刺激的。★
日本のみならず、米国にも活動の幅を広げるAIRの初ベスト・アルバム、2枚組。ポリスターに残した音源の中から本人自身が選曲。どこか洋楽的なロック・サウンドが詰まったセンスある作品集だ。
ヘヴィなサウンドで人気の彼が、あえて“しっとり系”のナンバーを選んで収録したアルバム。全曲が未発表ヴァージョンという構成で、誰もが聴き入ってしまうような楽曲ばかりを揃えている。
2009年2月ですべての活動を終了したAIR(車谷浩司のソロ・ユニット)によるベスト。2002〜2008年の楽曲を集めた本作には、ジャズ、ヒップホップ、ラテン、ブルース、ファンク、ソウルといったカラフルで奥深いサウンドを網羅した独特の音楽性が描きこまれている。
コレそういえばサントラ集だったっけ、と後から気づく作品ほど優れたサントラ集だったりするが本作はそんな一枚。鳴っているのは2本のアコースティック・ギター。ムダな音がないから想像力も広がるものなのだ。冬の朝に珈琲をすすりながら聴きたい。★
湘南出身のハル&チッチ姉弟にサーフィン大好きなドンパパ、ハワイ大好きなマーママが加わったファミリー・ソング・ユニットのデビュー作。ほのぼの感100%。「見上げてごらん夜の星を」には、山本シュウ、鶴久政治(元チェッカーズ)、ZONO(元・前園真聖)など豪華なゲストが参加。
フラメンコ・ギターにタブラ、ヴァイオリンという異色のトリオ、Spanish Connectionの通算7枚目となるアルバム。色彩豊かで深みある旅情と詩情に郷愁が入り混じる。ユーモラスなアナウンス入りの曲も不思議とオリエンタル。全曲自作による世界音楽の旅がここに。
99年のコンサートを最後に歌手としての活動を休止した“たかじん”が、2007年に活動を再開。彼が女性のために歌ってきたバラード曲を集成した2枚組ベスト。微妙にカンツォーネなどの香りをふりまき、時おりシナトラ風のコブシを利かせるヴォーカルは逸品。
フラダンスもヒップホップもこなせる5歳と8歳(録音当時)の姉妹、ハルとチッチをメインにしたハル&チッチ歌族。彼らが、湘南発のキャラクター“波乗りえびす”のイメージ・ソングを歌ったシングルだ。
CMで大量オンエアされた「いい日旅立ち」を中心としたベスト・アルバム(初回限定ジャケットのキャプションには例の犬も登場)。ソロ・デビュー・ナンバーから、大ヒットした「昴ーすばるー」、そしてアリス時代の代表曲5曲など、谷村新司入門に適切なコンピレーション。 多くの名曲で日本人の心を揺り動かしてきた谷村新司さんが、小説集『昴』で小説家デビュー。大切に選んだ言葉の一つ一つが胸に沁みてくる7つの物語についてお話を伺いました。
2002年に67才でメジャー・デビューを果たした島唄の第一人者、朝崎郁恵のミニ・アルバム。アレンジャーにウォン・ウィンツァンを迎え、歌とピアノのみのシンプルな世界観を披露。島唄の持つ凛とした強さと優しさ、どこか懐かしい歌声が楽しめる。
96年にAIRとしてスタートしてからの8年間の軌跡を綴ったシングル・コレクション。オルタナティヴからハードコア・パンク、ジャズに至るまで、ストイックに音楽を探求する車谷を追う。