音楽むすび | 発売元 : 株式会社徳間ジャパンコミュニケーションズ

2004年結成の5人組、彩冷えるーayabie-のメジャー・デビュー・シングル。インディーズでの数々のリリースやライヴなどで、女子中高生からの熱い支持を集める彼ら。ジャンルの枠にとらわれない意欲的な作品だ。

2008年に急逝したドラマー、樋口宗孝の生前の演奏を収めた通算22作目の追悼盤。高崎晃の得意のライトハンド奏法を交えた流麗なギター・ソロをはじめ、バンド一丸となって繰り広げるLOUDNESSならではの揺るぎない音世界はさすがで、樋口の最後を飾るにふさわしい力作。

筋肉少女隊再結成に作家活動と何かと多忙な大槻ケンヂ、デビュー20周年記念のソロ作は、自らが筋少や特撮で発表してきた曲をメインにしたカヴァー・アルバム。ブルーノート・ジャズのアートワークを意識したジャケット同様、これまでの彼にない洗練された趣が光る。

元宝塚歌劇団月組男役トップスター、大地真央のシングル。NHK『みんなのうた』で使用されたナンバーで、彼女のハートウォーミングなヴォーカルを前面に押し出した親しみやすい仕上がりだ。

2年ぶりのアルバム。直接的な攻撃性は若干影を潜め、メロウな「My Girl」「Gariya Is BacK!」が代表するように、メロディアスなシンセ・サウンドがクールな郷愁を醸している。「Music Is My Life」は、音楽への想いが詰まった熱いリリックと裏腹に、あくまでクールに決めるトラックとの温度差がインパクト大。

日本三景のひとつで世界遺産でもある安芸の宮島をテーマにした明るい曲。彼女ならではの透明感あふれる歌声が楽しめる。カップリングは伊豆の修善寺をテーマにしたナンバー。

Perfumeの2009年3月発表のシングル。おなじみの中田ヤスタカ（capsule）の書き下ろし＆サウンド・プロデュースによるナンバー。独特のヴォーカル・ワークがキャッチーかつクールなサウンドに乗せられている。

昼ドラとのタイアップ・チューン「Cafe Wonderland」をフィーチャーした9枚目のシングル。彼のソフトな持ち味を活かした、小気味良いミッド・テンポのポップ・バラード。木漏れ日のような温もりを全面に配し、親しみやすさが魅力のナンバー。自然と癒しモードになることは必至。

北原ミレイのベスト・アルバム。ヒット曲「ざんげの値打ちもない」のフル・ヴァージョンや、荒木とよひさ＆三木たかし作「忘れないで」、新録曲「ベネチアの雪」などを収録。阿久悠が手がけたデビュー初期の懐かしいナンバーも嬉しい。

西寺郷太を中心とする三人組の、約2年ぶりのアルバム。ブルー・アイド・ソウル、ファンク、ヒップホップなどを独自に消化し、パーティ向けポップ・チューンに仕立てる手腕はやはりさすが。特に日本語とリズムの噛み合わせのうまさは唸らされる。