発売元 : OntheOne株式会社
ケミカル・ブラザーズへのアメリカからの回答と言われるユニット、ザ・クリスタル・メソッドの4作目。マティスヤフ、ピーター・フック、ピーチス、ジェイソン・ライトル(元グランダディ)、エミリー・ハインズ(メトリック)らをゲストで招き、スクエアで攻撃的なビートを聴かせる。
英国バーミンガム出身の3ピース・ロック・バンドのセカンド・アルバム。男女の掛け合いを多用したヴォーカル・ワークと疾走感をキープしつつも緩急自在なビート、ポップな中にもいたずら心の詰まった音作りなど面白さ満載。ロックにはまだまだ可能性があることがわかった。★
テムズ・ビートとカテゴライズされるUKの4人組のセカンド・アルバム。前作からギタリストとドラマーが交代したが、そんなことは感じさせないほどポップでキャッチーなナンバーが並んでいる。スカやカリプソの影響を感じさせ、トロピカルな雰囲気漂うロック・アルバムに仕上がっている。
スコットランドはエジンバラ出身の5人組、アイドルワイルドの通算6作目。80'sカレッジ・シーン真っ盛りの頃のガレージ・パンク風ギター・バンドを思わせる風情。ストレートな小気味良さが魅力だが、何よりも楽曲の良さはピカイチ、一度聴いたら病みつきになる。★
新世代のブリティッシュ・ビート・バンドとしてジャムを引き合いに紹介され、ポール・ウェラーと共演したこともあるロンドンの4人組のセカンド。純英国産のポップ・メロディとシンプル&ストレートなサウンドが醸し出すタイムレスな音楽の魅力は彼らならでは。
ブリトニー・スピアーズへの楽曲提供でも注目されるニコール・モリールとミンディによる女の子二人組エレクトロ・ポップ・ユニットの2作目。60年代ガール・ポップやガレージ・ロック、ディスコなど多彩な要素を取り込んだダンス・ポップは実にキュートだ。
80'sニューウェイヴ的な音を出すバンドが賑わせているUKロック・シーン。その中から現れた曲者バンドのデビュー・アルバム。だって「ヒューイ・ルイス」のような曲名つけるんだもんね。しかし、ソリッドなパワー・ポップ・センスは本物。とにかくキャッチーなメロ作りはうまい!
女性ヴォーカルを擁するロンドンのバンド。2008年発表のファースト・アルバムである本作、ブロンディとパティ・スミス・グループをヤー・ヤー・ヤーズでつなげたみたいなサウンドで、ややダンサブルでモダンな作りなのにぎこちないプレイだが、可能性も感じる。
ロンドンで始動した4人組のデビュー作で、本国でリリースされたミニ・アルバムに4曲を追加収録。多彩なサウンドスケープを描くポスト・ロック的手法が新鮮な印象を与えるが、根源にはきわめてオーセンティックなスタイルが見える。非凡さを感じさせる一枚だ。