発売元 : TRIPLEVISIONentertainment
2009年発表作が全米11位を記録、コア/スクリーモ界で一気に株を上げた彼らのミニ・アルバム。マックス・ブルックス著の『ゾンビ・サバイバル・ガイド』をモチーフとしたあたりがいかにもだが、パワーとアグレッシヴ感を伴ったサウンドは、ミニ・アルバムのレベルを超えたインパクトだ。
オーストラリアはシドニー出身の5人組メロディック・エモ・バンドのデビュー作。超ポップな「SOMEWHERE SAFE」、女性シンガーとデュエットするアコースティック・ナンバー「WHAT DO YOU DO?」、祈りのような響きもあるラスト曲など、変化に富んだアルバム構成で飽きさせない。甘酸っぱい、いいメロディが多いと思う。
カリフォルニア州サンディエゴから登場したスクリーモ・バンドのデビュー作。透明感のあるハイ・トーン・ヴォイスを武器にしたエネルギッシュでメランコリックなナンバーの数々はいずれもとにかくメロディアス。ヴォーカル・ハーモニーや2本のギターの絡みなど、楽曲のアレンジも絶品だ。
ハイスクールの同級生を中心に結成された、米ミネソタ州出身の5人組のデビュー作。キャッチーなメロディとコーラス、それと正反対の怖〜いスクリーモが交互にやってくるという個性的なハードコア的パンク。その対比がとても鮮やかで、すごい落差があって、スリリングだ。
2008年に英国で結成され、程なく活動拠点を北米に移した5人組のデビュー作(オリジナル・リリースは2009年秋)。重量級のリフ&グルーヴにエモ・パートを組み込んだメタルコアの典型とも言えるサウンドながら、エレクトロ要素の導入で何とか個性を出そうと頑張っている。
スクリーモ・シーンの人気バンドが放つセカンド・アルバム。順調なデビューを飾った彼ら、フロントマンであるクレイグの脱退によりバンドに危機が訪れたが、新ヴォーカリストのボー・ボーガンを迎え、見事に立ち直った。前作のサウンドを踏襲しながらも、よりハードな仕上りとなっている。